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二ノ丸恭平(にのまる・きょうへい)さん
4月に徳島地検の次席検事に着任した。前回徳島に赴任した2007年から、阿波踊りの有名連「殿様連」に所属し、踊り子としての顔も持つ。「阿波踊りを通じてさまざまな人と交流するなど、視野が広がり、人生が豊かになった。徳島は第二の故郷」と熱く語る。
子どもの頃から、人の役に立つ仕事に就きたいと考えていた。大学4年生の時、「周りの友人たちにつられて」司法試験を受験。1日14時間の猛勉強を経て、翌年、2度目の挑戦で合格した。
当初は弁護士になることをイメージしていたが、司法修習期間中に法曹三者の仕事に触れるうち、捜査に携わる検事の仕事に魅力を感じるようになった。「真実を明らかにして妥当な判決につなげることで、被害者や加害者が納得してその後の人生を歩む手助けができるのではないかと考えた」。2001年に任官し、東京地検や大阪高検で幅広い分野の事件を担当してきた。
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