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男子400mリレー 日本はバトンパスでまさかのミス、棄権に

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男子400メートルリレー決勝、第1走者の多田修平(左)からバトンを受ける第2走者の山県亮太に渡し損ねる=国立競技場で2021年8月6日、宮間俊樹撮影
男子400メートルリレー決勝、第1走者の多田修平(左)からバトンを受ける第2走者の山県亮太に渡し損ねる=国立競技場で2021年8月6日、宮間俊樹撮影

 東京オリンピックは第15日の6日、東京・国立競技場で陸上の男子400メートルリレー決勝があり、日本(多田修平、山県亮太、桐生祥秀、小池祐貴)はバトンミスで2大会連続のメダル獲得はならなかった。

 まさかの幕切れだった。日本は強みとしてきた伝統の「アンダーハンドパス」でミスが出た。近づいてくる第1走者の多田を見て、勢いよくスタートした第2走者の山県だが、多田が追いつかない。バトンを渡せないまま、受け渡しをする「テークオーバーゾーン」を通過。多田、山県は天を仰いだ。小池は頭を抱え、桐生はぼうぜんと立ち尽くした。

 予選は2人が近づく「安全バトン」で確実性を重視したが、決勝ではメダルを目指し、受け手の動き出しを早くする「勝負のバトン」で挑んだ。しかしバトンが渡るかどうかギリギリのラインで攻めたことが裏目に出た。山県は「勝負に行った結果」と悔しさをかみしめた。

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