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女子高生がやくざの親分になって機関銃を乱射し、「カ・イ・カ・ン」とつぶやく映画が話題をさらった。1981年公開の「セーラー服と機関銃」だ。主演した薬師丸ひろ子さんはこの主題歌で歌手デビューし、今年で40年。歌に込めてきた深い思いを語ってくれた。
「セーラー服と機関銃」にはこんな伝説が残っている。薬師丸さんは81年12月、大阪・梅田の映画館で舞台あいさつを予定していたが、そこへ約8000人のファンがつめかけた。歩道や地下道を埋め、車道にもあふれたため機動隊が出動し、イベントは中止に。毎日新聞(大阪本社発行紙面)は社会面トップで報じた。薬師丸さんは当時、高校2年生だった。
「40年歌い続けていくなんて、デビューした頃は考えもしなかった。今振り返って、40年の月日が積み重ねられていた、というのが実感ですね。その後、…
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