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「戦争孤児」って多いの? 戦後の日本、12万人以上 「浮浪児」と呼ばれ拘束=回答・栗原俊雄

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鉄格子の施設に収容された「浮浪児」=東京・お台場で1946年7月
鉄格子の施設に収容された「浮浪児」=東京・お台場で1946年7月

 なるほドリ ロシアのウクライナ侵攻(しんこう)で多くの市民が犠牲(ぎせい)になっているけど、身内をなくした子どもも多いとニュースで見たよ。

 記者 戦争(せんそう)になると、たくさんの子どもが「戦争孤児(こじ)」になってしまいます。第二次世界大戦に敗れた77年前の日本がまさにそうでした。

 Q 何人くらいだったの?

 A 厚生(こうせい)省(現・厚生労働省)の調査で、孤児は1948年2月1日の時点で全国で12万3511人が確認されています。国内での空襲(くうしゅう)や海外から帰国する過程で保護者を失ったケースなど、大半が戦争に伴う孤児とみられます。

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