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公設秘書兼職

法の例外規定を「抜け道」に、国会議員の公設秘書が地方議員などを兼職していた問題が与野党に広がっています。

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公設秘書552人の存在公表せず 与野党で国会ルールの違反横行

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公設秘書の雇用情報が示された現況届の提出を求め、その内容の公表を義務付けた与野党の申し合わせ
公設秘書の雇用情報が示された現況届の提出を求め、その内容の公表を義務付けた与野党の申し合わせ

 国会議員に採用された公設秘書のうち552人の雇用情報が国会のルールに違反し、公表されていなかったことが毎日新聞の調査で明らかになった。議員側は公設秘書を雇う際、秘書名や採用日、勤務地などを示す文書を国会に届け出ることが義務付けられているが、提出を怠っていた。これらの秘書を雇用していた議員は衆参両院で273人に上り、岸田内閣の閣僚や野党代表も含まれている。

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