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シリーズ◎レジ王本選出場者が伝えたいこと
「日本の医療は平等か公平か」で悩んでいます

2021/07/16
安藤 博貴(太田西ノ内病院)

写真1 太田西ノ内病院が開発したアプリ『グラム染色アトラス

 皆様、初めまして。太田西ノ内病院初期研修医2年目の安藤博貴と申します。昨年度行われました4回目となるレジデントチャンピオンシップの決勝戦出場の特典で、今回執筆の機会をいただきました。

 太田西ノ内病院は福島県の郡山市にある病院で救命救急センター(三次救急)、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センターなどの指定・認定を受けており、地域の高次機能総合病院としての役割を担っています。日々豊富な症例を経験しながら、様々なバックグラウンドを持った各科の指導医の先生方に恵まれ忙しいながらも充実した研修医生活を送っています。また、当院ではグラム染色アトラスというアプリ写真1)も出しているので、もしよければダウンロードしてみてください。

 さて、まだ医師として働いた期間は1年と少しですから、若輩者で何より未熟者です。この度執筆の機会をいただきましたが、特に何かを発信できるほど自分の考えも力も及んでないので、1つ自分の悩みを書いてみたいと思いました。うまく言葉にできるかも分かりませんし、自分自身でまだ答えも見つけられていませんがお付き合いいただけましたら幸いです。

連載の紹介

連載◎レジデントチャンピオンシップへの道
研修医日本一の称号はだれの手に――。研修医として学んできた知識と臨床力をクイズ形式で競い合うイベントが、装いも新たに「レジデントチャンピオンシップ」(通称レジ王)として開催されます。この連載では、研修医日本一への道のりをたどりながら、研修医の皆さんの横のつながりに加え、指導医、さらには群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春先生のような大御所医師との縦のつながりを生むチャンスを提供していきます。

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