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THE ALFEEが、デビュー50周年の夢と今後について語りました。

現在、日本橋三越本店にて、創業350年を迎える三越と、デビュー50周年イヤーを迎えたTHE ALFEEのWメモリアルイヤーを記念したコラボレーションイベント「三越創業350周年 × THE ALFEE 50th Anniversary」を開催中。

そのキックオフイベントとして、8月30日、桜井賢さん、坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さんのトークショーが行われました。

会場となったのは、日本橋三越本館の1階ホール。5階まで吹き抜けになっていて、各階からもトークショーを見ることができるため、多くのファンが集結。

その様子を目の当たりにした3人は、「うわ～」と感激の声をあげながら、手を振るなど、さっそくファンサービスをしていました。

トークショーの話題は、3人の出会いから。高見沢さんは、桜井さんについて出会った当初「歌がうまいんですけど、ヒゲが濃いのやつだな」と思っていたそう。坂崎さんに対しては「女の子みたいにかわいいやつだなと思っていたんですけど、実はね…ここまでにしておきましょう（笑）」と含みを持たせました。

坂崎さんは、桜井さんについては「ずいぶん、顔を近づけて話すやつだなと思ってました」、高見沢さんについては「美少年！…と思いきや。ここまでにしておきましょう（笑）」と、重ねて更なる笑いを誘います。

桜井さんは、高校一年生のときの文化祭で高見沢さんを初めて見たと言い、「赤いエレキギターを持って、すごい高い声で歌うんですよ。あまりに声が高くて（気になった）。周波数が高すぎて、白金の犬が集まってきたんですよ！」と冗談交じりに第一印象を。

坂崎さんとはあるコンテストで出会ったと言い、「坂崎は1人でエントリーしていて、『ギターがうまいな、このお嬢ちゃんは』と思ったら、男の人だった。だから今見ても、おばあちゃんみたいに見える（笑）」と語りました。

「50年の間でつからった思い出」を聞かれると、高見沢さんは「周りにいろんな人がいて、愛情をもってアドバイスをくれる人もいるけど、言われた通りに曲を作ると『それじゃダメだ』と言われて。その理不尽さを感じていた」と、なかなかヒット曲が生まれなかった際の苦悩を吐露。

続けて、「（その後）好きなように作ったのが、『メリーアン』！」と、さまざまな苦悩を経て、代表曲となる「メリーアン」にたどり着いたそう。これには桜井さんも「高見沢の努力は認める！あれだけ船頭の多いなか、1人で曲を作って、よく頑張ってるよ」と太鼓判。

その後もヒット曲を作り続けている高見沢さんを褒め続け「俺の努力だって（思っていい）」と言う桜井さんに対し、高見沢さんは「あなたが歌ってくれるからですよ！」と褒め返し、会場のファンからも、温かい拍手が送られました。

さらに、今後についての言及も。坂崎さんが「来年50年で、70歳じゃないですか。1個夢があるんですよ。フェスに出てみたい」と、夢を告白。年齢のこともあり、高見沢さんが心配すると、坂崎さんは「大丈夫だよ！時間さえ考えてくれれば。昼間はダメだよ（笑）」と言い、笑わせます。

続けて「フジロックとか出てみたい」と、具体名を出して重ねた坂崎さんは、「そこに出て、倒れる！」と冗談を言いつつ、「まだALFEEを見たことがない人に見てもらいたいですね」と語りました。

最後に高見沢さんは、「ここまで続けてきたのは、皆さんが情熱をもってサポートしてくださったから」とファンへ感謝。そして「新しい楽曲も作りますし…僕、年齢を言い訳にしたくないんです。ALFEEはALFEE。ずっとこのままいきたいなと思ってます！」と、走り続けることを誓いました。