CVTからの音について勘繰る

H21年式、CX4Aスポーツ。
7.6万km時にCVTF圧送交換を業者に依頼、WAKO'SのプレミアムCVTFを入れたりと、格安購入の中古車とは思えない予防整備メニューを駆使してきた我が愛車。

過保護整備のおかげか調子はすこぶる良く、末永く安心して乗れる…と思っていたら、高速道路走行時に異音(ウィ〜ン)が鳴るように。

思えば、5ヶ月前に高速道路を走行中「ヒョ〜」って音が感じられて、スタッドレスに交換したばかりだしパターンノイズ的なものかな？と思っていました。

ろくすっぽカスタム出来てない今日この頃、狂ったようにエンジンオイル交換ばかりしていた私に訪れたまさかの出来事に涙が止まらない…！！

まぁ泣いていても仕方ないので、気分転換に勘繰ることにしました。
とりあえずはOBD端子に端末を差し込んで走り回ります。
普段使っているレーダーのOBDコネクタは、みんな大好き万能固定具マスキングテープで固定。

データのモニタリングにはAndroidアプリ「CVTz50」を使用しました。
無料のDEMO版で問題なく認識することを確認、有料版を購入。

デリカD:5で使用されている方がいらっしゃって、真似して試してみたらデリカと大体同じなCX4Aでも問題無く動作しました。アプリ自体はアウトランダーと認識してるみたい。

元々は日産車オーナー向けに作られたアプリみたいですけど、同じジヤトコのCVT搭載車だからか使えるようです。
警告灯も消せるし、OBDメーター的な使い方も出来るし、これで総額3k円掛かってないならとっつきやすいなぁ。良い時代です。
尚、アプリの有料版に750円、OBD端子に差し込むリーダー？には2千円くらいでした。

あんまりOBDに何か差し込みたくないと思ってたんだけども、普段はユピテルのレーダー差してるからその考えもガバガバです。

半日ほど走り回ったところ、外気7℃で街乗りだとCVTFは85〜90℃あたりを推移してました。
CVTFの劣化度判定は90℃を超えるとカウントするそうなので、夏場もちゃんと冷えてるのか心配にはなる。
85℃まで暖気後に油量を点検しましたが、ちょうどHOTの上限辺り。問題無いっぽい。

ですがちゃんと音は鳴ったよ！！
スマホの録音アプリとか用意してたけど、ドラレコのマイクでしっかり録音出来て笑う。
音は伝えづらいのでYouTubeに載せましたが、ちゃんと鳴ってる。これだけ鳴ってれば気付くと思うので、最初から鳴ってる作動音とは思えないんだよなぁ。

以下、個人的感想。

乗れば乗るほどCVTって優れたトランスミッションだと思うんだよなぁ。エネルギー損失とか、スポーツ走行時のダイレクト感とか、ネガティブな意見はわかるけど、日本の道路事情ではベストマッチって思っちゃう。
ギャランのCVTは制御の効果か、パドルシフトで変速させる感覚も自然だしリニアだし、すごく運転しやすい。
私のギャランに搭載の4B11エンジンもトルクあるし、CVTとの組み合わせで街乗りが本当に楽なのよ。TC-SST搭載のラリーアートを選ばなかったのは故障が怖かったのもあるけど、適したギア比に無段階で変速するCVTに魅力を感じていたのが大きい。
だからこそ、予防整備をしてちゃんと乗れるように努めていたからこそ、音が鳴ったのが結構ショックなのです。まぁもうすぐ10万km走行だし、鳴るのが仕様ならそれはそれで良いけど、大きなトラブルに繋がらないことを、または周辺部品の交換で対処出来ることを祈るばかり。