【連絡をする】の英語表現10選…ビジネスや友人に使える表現とは

【連絡をする】の英語表現10選…ビジネスや友人に使える表現とは

友人らとのカジュアルな日常会話からビジネスシーンまで、「連絡をする」という言い回しはよく使います。皆さんが「連絡をする」という日本語を聞いてまず思い浮かべる英語は何でしょうか?

電話で誰かに連絡するなら「call」を使って「call someone」、メールで誰かに連絡する、なら「email/mail/text/send someone」などを思い浮かべるかと思います。ところが実際にはほかにもいろいろ「連絡をする」を表す言い回しがあります。

今回の記事では、カジュアルなシーンからビジネスシーンまで、いろいろな場面で使える「連絡をする」の英語表現を10フレーズ選びました。役に立つこと間違いなし!ですよ。

1:Contact

「連絡をする」や「連絡を取る」というときにぜひ覚えたい代表的な英語がひとつ目のcontactです。

「〜に連絡をする」「〜と連絡を取る」という意味の「contact」は、ビジネス英語でよく使われますが、Can you contact me?というように友人間の日常的な場面でも使いやすい言葉です。Contactの意味は名詞ではコンタクトレンズを含み、接触・接点・繋がり・コネクションといった何かと何かが接する、つながるというニュアンスであり、動詞でも本記事で紹介する「連絡する」の英語表現となるのです。誰かと誰かがやり取りをするというイメージですね。

企業のウエブサイトなどで「contact us」とよく見かけますが、これは「私たちに連絡を取る」、つまり「連絡方法」または「問い合わせ」などの意味を持っています。

また、ビジネスメールなどの最後に「Please feel free to contact us if you have any questions.」というフレーズもよく見かけます。意味は「ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください」です。

I need to contact my boss.
私は上司に連絡する必要があります。

I'll contact you again as soon as I return to my office.
事務所に戻り次第再度連絡します。

You should contact your parents.
あなたは両親に連絡するべきです。

We still keep in contact with our classmates.
私たちはクラスメートと今でも連絡を取り合っている。

最後の文の「contact」は名詞として使われています。名詞として使う場合は「keep」の代わりに以下の例文のように「stay」を使い、「stay in contact with」でも「〜と連絡を取り合っている」という意味になります。

I stay in contact with my siblings.
私は兄弟たちと連絡をとりあっている。

ほかにも、「make」や「lose」と組み合わせて使えます。

I’ll make contact with my friends.
私は友達と連絡を取ります。

I lost contact with him.
彼と連絡がとれなくなった。

2:Get a hold of

「〜に連絡をする」「〜と連絡を取る」という意味の「get a hold of」。ビジネス英語ではこの「get a hold of」をよく使います。

弁護士など、プロフェッショナルな職につく人への連絡ごとにもこのフレーズが使われます。このため、連絡するという英語をビジネスの場面で使う言い方としてぜひ覚えたい表現です。

I can't get a hold of him.
彼と連絡が取れない。

Did you get a hold of Lucy?
ルーシーと連絡取れましたか?

マイクに連絡するのはどうしたらいいですか?
How can I get a hold of Tom?

「get a hold of」「a hold」の代わりに、「ahold」という一語の単語も使えます。「get a hold of」と「get ahold of」は同じ意味です。

3:Reach

「reach」は「〜に着く」や「〜に到着する」などの意味のほかに、「〜に連絡をする」「〜と連絡を取る」という意味でも使われます。

特に、相手と連絡がつきにくい、初対面の人とこの後も連絡を取りたいのでどのように連絡するか連絡手段を知りたい、といった場合に使われることが多い表現です。ビジネス英語で使われることが多いようです。
 

How can I reach you?
あなたと連絡をどのようにして取ったらいいですか?

A:Have you heard back from our boss yet?
B:Unfortunately, not yet. Could you try reaching our boss again?

A:私たちの上司からの反応はまだありませんか?
B:残念ながらまだです。もう一度連絡してみてくれませんか?

「私に電話をしてください」と、英語で言う時に真っ先に思い浮かぶのが「Call me.」ですが、「reach」を使って以下のような言い方もできます。

I can be reached on my cell at 000-000-0000.
いつでも私の携帯000-000-0000で連絡がとれます。

I can be reached by telephone at 000-000-0000.
000-000-0000にお電話頂ければ連絡が取れます。

I can be reached at the above email.
私の連絡先は上記のメールアドレスになります

初めて相手から連絡がありお礼を言う時など、「reach out」が使えます。

Thank you for reaching out to me.
ご連絡ありがとうございます。

4:Get in touch with

「Get in touch with」は連絡を取り、誰かとのコミュニケーションを確立し関係を築くような場合に使われます。

「Get in touch」の発音は、「ゲットインタッチ」と区切って読むより、「ゲリンタッチ」と短縮して言うとネイティブスピーカーっぽいです。

「Get」の「t」が次の「in」の「i」とくっつくと、「ゲティン」からさらに変化して「l」(「ゲリン」)や「d」(「ゲディン」)のような音になります。

I will certainly get in touch with her.
彼女に必ず連絡をします。

It's really difficult to get in touch with him.
彼と連絡を取るのが本当に難しい。

トムとすぐに連絡を取ってください。
Please get in touch with Tom immediately.

5:Touch base with

直訳すると「〜とベースにタッチ」と意味不明になってしまいますが、「touch base with」「〜に連絡をする」「〜と連絡を取る」という意味になります。

「1.Contact」よりもカジュアルな印象ですが、ビジネス英語でもよく使われるフレーズです。

このフレーズを使用するときの特徴は、短時間のスパンで誰かと話すことで人の様子や考え方を知るというポイントです。

She will touch base with you tomorrow.
彼女は明日あなたに連絡するでしょう。

I will touch base with you this afternoon.
午後連絡します。

「with」が付かないパターンもあります。

Let’s touch base at the end of December.
12月末頃、連絡取り合おう。

6:Keep 〜 posted

もし同僚が「Please keep me posted.」と言ってきたらどうしますか?

「post? Pleaseがついているから郵便を出せということ?」と思ってしまうかもしれませんが、残念ながら違います。これは「私に状況を随時教えてください」という意味になります。

「keep 〜 posted」で「何かあったら〜に教える」「どうなったか様子を〜に教える」「情報を随時〜に知らせる」などの意味になります。

「keep 〜 posted」がインフォーマルにも使えるのに対し、keep informedはフォーマルな表現として同じようなニュアンスで使われる点も加えておきましょう。

I'll keep you posted on how our new business is doing.
弊社の新事業の状況について常にお知らせします。

I will keep her posted.
彼女に常に連絡できるようにしておきます。

7:Shoot 〜 an email

「メールを撃つ??????」と、直訳するとまたまたよくわからない言い回しが出てきました。

これは「メールをする」という意味です。Shootの持つ発射する、点火する、放つといった意味からも「急いで」「すぐに」というニュアンスが含まれており、ビジネスでもよく使われます。

Shoot me an email!
メール送ってね!

また、「6:Keep 〜 posted」を使って以下のようなやりとりもできます。

A:I’ll shoot you an email that contains its details.
B:Thank you so much. Please keep me posted.

A:詳細を記載したメールをあなたに送ります。
B:ありがとうございます。引き続き状況を随時教えてください。

8:I'll be in touch

会話やメールの別れ際に使える便利なフレーズが「I'll be in touch.」です。

「また、連絡するね」「あとで連絡します」「こちらから連絡します」などという意味になります。別れ際のカジュアルな挨拶で、よく使われます。実際は連絡が来ない場合もありますので、言われても気にしない方がいい場合もあります。
連絡に関するフレーズにはtouchが使われるフレーズがいくつかある点にも注目です。
 

Nice speaking with you! I'll be in touch.
あなたと話せてよかった!また連絡しますね。

A:Why don’t we get together and go to the new restaurant tonight?
B:That sounds good! I'll check my schedule. I’ll be in touch later!

A:今晩新しくできたレストランに行かない?
B:それはいいわね!スケジュールをチェックしてみるわ。あとでまた連絡する!

また「in touch」を使った別の言い方には、「keep in touch」もあり、「連絡を保つ」という意味になります。
 
さらに「stay in touch」というフレーズは連絡を取り合う(絶やさない)というニュアンスがあり、keep in touchともどもネイティブが連絡ごとのスラングとしてよく使う表現になります。
 
Keep in touch!
また連絡してね!
 
Be sure to keep in touch.
必ず連絡してね。

Have you kept in touch with Nancy recently?
最近、ナンシーと連絡を取り合っていますか?

9:Catch you later

「また後で話そう」「また連絡するね」「また会おうね」「バイバイ」「またね」「じゃあ、またね」などといった意味です。

これきりではなく、当然のようにまた会おうという含みを持っており、頻繁に会うような親しい間柄で使われることが多いです。なお、「Catch you later!」は、「I'll catch you later.」の「I'll」が省略された形です。
子どもや親しい相手にはCatch you later alligator!と韻をふんだ楽しいフレーズもあります。

A:Catch you later!
B:OK!Bye!

A:また連絡するね!
B:OK!じゃあね!

A:Can I catch you later?
B:For sure.

A:後で連絡してもいいですか?
B:もちろん。

10:Hit 〜 up

「hit」を使ったスラングの「hit 〜 up」「誰かに連絡を取る」という意味になります。
 

Hit me up!
連絡待っているわ!連絡頂戴ね!

Hit me up anytime if you want to call.
電話したくなったら、いつでも連絡してね!

「連絡をする」の英語表現まとめ

いかがでしたか?「連絡をする」の英語表現はスラングを含め、本当にたくさんあります。

例えばIT用語の「ping」。これもIT用語から最近では日常会話で使われるようになり、「Ping me.」で「連絡してね。」という意味になります。

今回紹介したようなさまざまな表現を使って、日常会話にバリエーションを持たせてみませんか。きっとコミュニケーションが楽しくなりますよ。

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