キリッと引き締まっている様子のことを「凛々しい」と言います。
これら「凛々しい」は勇ましい様子や頼もしい様子なども意味する言葉として使用されています。
しかし、そもそも「凛々しい」とはどのような表現なのでしょうか。
今回はそれら「凛々しい」がどのような言葉なのかを解説します。
併せてこの表現がどのような人に使用されるのかについても説明します。
「凛々しい」とは
まずは「凛々しい」がどのような意味を持つのか見てみましょう。
「凛々しい」の意味
「凛々しい」とはキリッと引き締まっている様子のことです。
これらは勇ましい様子や頼もしい様子なども意味する表現となります。
例外としてスマートなことの例えとしても使用されます。
現代では総じて優雅なことや上品なことの表現として使用されるのが特徴です。
類義語は「颯爽とした」
「凛々しい」の類義語は「颯爽とした」が適切と言えます。
「颯爽とした」も態度や言動がキリッとした様子を指します。
それでいて表情や雰囲気などが爽やかな様子や清らかな様子を表すこともあるようです。
それだけでなくエレガントなことの例えとして使用されることもあります。
「凛々しい」人とはどんな人？
では「凛々しい」とはどのような人を意味するのでしょうか？
ここでは男性と女性それぞれの意味についてまとめます。
凛々しい男性
凛々しい男性は力強さがある人を言います。
特に自信に満ち溢れていて決断力や判断力がある人を言います。
それに加えて実行力などがある人なども言う表現となるわけです。
それら凛々しい男性は単に力があるだけでなく賢さも兼ね備えているのが特徴です。
そのため、周囲の人に分け隔てなく接する人も表したりします。
それら人を公正に評価できる人も表す言葉と言えるでしょう。
当然、凛々しい男性は周囲から慕われているのも特徴です。
それらの特徴を持つ人が凛々しい男性と呼ばれます。
凛々しい女性
凛々しい女性は物腰が柔らかい人を言います。
中でも出で立ちが美しく勇敢である人を言います。
それら凛々しい女性は着飾った美しさではなく中身も兼ね備えているのが特徴です。
そのため、周囲の人に対して優しく接する人も表したりします。
それら自然であり勇気もある人を表す言葉と言えるでしょう。
もちろん、凛々しい女性は危険や困難にも臆することなく立ち向かえるのも特徴です。
それらの特徴を持つ人が凛々しい女性と呼ばれます。
「凜々しい」と表記してもいい？
「凛々しい」には他の漢字表記も存在します。
最後にそれら別の漢字表記についてもまとめます。
「凛」と「凜」の違い
「凛」は「凜」から派生して生まれた比較的新しい漢字です。
「凜」という漢字は冷たい氷に触れることで身も心も引き締まる様子を言います。
もともとは寒いことや厳しいことや激しいことを言ったわけです。
さらに怖れ慎む様子や心が引き締まる様子も表していたとか。
「凛々しい」はそれら「凛」を重ねて意味を強調した言葉です。
転じて、昨今のようなニュアンスも持つようになったと考えられています。
実際に現代の「凛々しい」は態度や言動、表情が力強いことを意味する表現とされます。
「凜々しい」は間違いではない
「凛々しい」の別の漢字表記は「凜々しい」です。
こちらはあまり一般的な表現ではないかもしれません。
そのため、一般変換されない変換ソフトもあります。
ただ、例外として「凜凜しい」に変換できる変換ソフトならあります。
そこは使用する変換ソフトで変わる点に注意しておきましょう。
まとめ
「凛々しい」はキリッとしている様子を意味する言葉です。
その多くは凛々しい男性・凛々しい女性などと表現されます。
このように形容詞として使用するのが特徴です。
ちなみに、これら「凛々しい」には悪い意味はありません。
むしろ人を称賛する際など、良い意味で使用される言葉です。
そこは自分自身が「凛々しい」と言ってもらえるよう普段から振る舞いたいところです。
