【卓球】パリ五輪の男子団体出場チーム、16チーム中13チームが決定
世界卓球・釜山大会の決勝トーナメント2回戦が終了した時点で、団体ベスト8の8チームが、パリ五輪団体戦への出場権を獲得。 男子では、開催国枠や各大陸選手権優勝などで、すでに五輪団体戦出場権を手にしていた7チームに加え、新たに6チームが出場権を手にした。
男子 パリ五輪団体戦出場権獲得チーム
◎開催国枠 1 フランス(WTR4) ◎各大陸選手権および大陸予選で出場権を獲得したチーム(チームランキング順) 2 中国(WTR1) 3 スウェーデン(WTR6) 4 ブラジル(WTR8) 5 エジプト(WTR10) 6 オーストラリア(WTR14) 7 カナダ(WTR24) ◎世界卓球・釜山大会でベスト8に入ったチーム(チームランキング順) 8 ドイツ(WTR2) 9 日本(WTR3) 10 韓国(WTR5) 11 ポルトガル(WTR7) 12 チャイニーズタイペイ(WTR9) 13 デンマーク(WTR20) ※WTR=世界チームランキング(2024年2月発表)
残る3枠は釜山大会後の世界チームランキングより選出
男子はパリ五輪団体戦出場枠16チームのうち、13チームが決定。世界チームランキング(WTR)で見ると、20位のデンマークの出場権獲得はひとつのサプライズ。世界団体での「ワンチャンス」を見事にものにした。 残る3チームは釜山大会後の世界チームランキングで、すでに出場権を獲得している上記13チーム以外の上位3チームが選出される。現時点では11位の香港、12位のスロベニア、13位のクロアチアといったチームが候補になるだろう。チームランキング3位の日本男子は、仮に釜山大会でベスト8に入れなくてもチームランキングでの五輪出場権獲得は確実だったわけだが、田㔟邦史監督が語るように「自力で獲った」ことに意味があるのだ。 チームランキングによるオリンピックの団体戦出場チームは、釜山大会終了後の最新の世界チームランキング発表を経て決定する。