夏山の山岳遭難件数が過去最多に|PEAKS最新2024年1月号 HEADLINE
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夏山の山岳遭難件数が過去最多に
2023年の夏山シーズン中は、例年以上に山岳遭難に関するニュースが、連日メディアを騒がせていたような気がした。実際に、警視庁が発表した山岳遭難の統計データによると、2023年の夏期(7、8月)における全国の山岳遭難発生件数は738件、遭難者数は809人と、ともに過去最多を記録。発生件数を都道府県別にみると、101件の長野県が最多、ついで76件の静岡県、56件の富山県と、やはり北アルプスや富士山での遭難事故が多かったようだ。 一方、死亡者数は例年に比べて特別多くはないので、道迷いや転倒など、軽い遭難事故が増えたことが伺える。秋山シーズンも引き続き、山の有名無名を問わず、全国の山岳遭難を伝えるニュースが続いている。登る山の標高や難易度に関わらず、万全の備えをして臨みたい。 ※この記事はPEAKS[2024年1月号 No。163]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。 **********。 PEAKS最新「2024年1月号」のご購入はAmazonをチェック。 文◉池田 圭 Text by Kei Ikeda/写真◉根本絵梨子 Photo by Eriko Nemoto
PEAKS編集部