Yahoo!ニュース

あれを引っこ抜くとヤバイ?昔の迷信あるある

kobito_monsterイラストレーター

子供の頃っていろんなことを考えすぎて必要以上に怖がったり、不安になったりしていませんでいたか?

大人になった今、迷信を信じることはなくなり、必要以上におびえなくなりましたよね。

当時恐れていたことってどんなことだったでしょうか?

今回は昔、信じていた迷信を集めてみました。

1.とげが刺さって取れないと、血管を通って心臓に届き死ぬ

とげが刺さっても取れなくて、ピンセットでも抜けない。でもずっと違和感がある。そんな時ってこのままとげが血管を通って心臓に達してある日突然死ぬんじゃないか…そんなことを考えたことはないですか?

とげは心臓に刺さらない

調べてみたところ、とげが心臓に届くことはないが、細菌が入って化膿する可能性があるので、自分で取れないときは病院で抜いてもらうのがいいそうです。

昔は破傷風菌で命にかかわることもあった

なぜこんな噂がでまわったかというと昔は腐った木に破傷風菌がいてその菌が体内に入ることで細菌感染し命とりになることもあったので、注意喚起のためにこんなうわさが広まったようです。

ピアスの穴から白い糸が出ていてそれを引っこ抜くと失明する

目と耳の神経がつながっているからという理由でこんなうわさが流れ、ものすごく怖かったです。特に中学生や高校生は自分で安全ピンなどで穴をあけている人もいたので、自分で開けたらこんなことになるのではないかと日々おびえていました。

耳から視神経がでることはない

まず耳と目の神経がつながっていることはなく、視神経がつながっているのは脳なので、耳から出ることはないそうです。しかも視神経はタコ糸くらいの太さなのでピアスの穴くらいの大きさから出ることは考えにくいそうです。

不良になってほしくないからうわさがうまれた?

なぜこんな噂が出回ったかというとピアス=不良になるというイメージから、ピアスを自分で開けるとこんな怖いことになるよという脅しのために作られた噂ではないかと考えられています。

また一部の人はニキビの角栓のようなものが耳の穴からでることもあるそうなので、耳から白いものが出てもおびえなくて大丈夫です。

救急車を見たら親指を隠す、夜に爪を切らない

どちらも親の死に目に会えないという意味で怖がっていました。救急車ではなく霊柩車という説もあります。

夜に爪を切ってはいけないというと思い立って爪を切ることが出来ず、イライラした記憶があります。

救急車を見たら親指を隠すというのは、親指=親という意味から来ているようです。

夜に爪を切ると親の死に目に会えないというのは、諸説ありますが、昔は暗い夜に爪を切ると手元を誤ってケガをしてしまい下手したら親より先に死んでしまうかもしれないというというトンデモ理論でした。

なので電気をつけて明るい状態で切れば問題ないということなので、今でも守っている方は部屋を明るくして切れば解決します。

いかがでしたか?昔の迷信って根拠が意外とあっておもしろいですね。またおもしろそうなネタがあれば取り上げていきたいと思います。

イラストレーター

大阪府を拠点に活動するフリーランスのイラストレーター。ゆるいシュールな雰囲気を活かしたクスりと笑えるイラストの制作が得意で、カットイラストや漫画など絵を通していろいろなジャンルで活躍中。instagramではあるあるイラストを描いている。

kobito_monsterの最近の記事