「血管の老化」が進むと現れる3つのサイン?-ボロボロ血管を予防して、快適な生活を!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「血管の老化」が進むと現れる3つのサインを解説していきます。
今回の目次
- 血管の老化ってどんな状態?
- 血管の老化が進む原因は?
- 血管の老化が進むと現れる3つのサイン
- 血管の老化を予防しよう
【1】血管の老化ってどんな状態?
健康な血管(動脈)は、しなやかで、弾力性があります。
そのなかで、血管の壁が硬く、もろくなってしまった状態を「血管の老化」と呼んでいます。
【2】血管の老化が進む原因は?
血管の老化は「加齢」とともに進みます。
しかし、プラスして下のようなことがあると血管への負担が増えてしまいます。
- 血圧が高い
- 血糖値が高い
- LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪の値が高い
- 肥満(特に内臓脂肪型)
- 喫煙
- 大量の飲酒など
ちなみに、女性(閉経前)よりも男性の方が血管の老化が進みやすい。
【3】血管の老化が進むと現れる3つのサイン
血管の老化が進んでいても、初期は特別な症状がありません。
しかし体の中でじわじわと進み、下のような不調を招きます。
今回は代表的なものを[3つ]紹介します。
①一時的な胸の痛み
心臓に繋がる血管の老化が進むと、十分に酸素を届けられなくなってしまいます。
これにより一時的に「胸が痛くなる」ことがあります。
特に運動をしている時(労作時)などは、心臓はより多くの酸素を必要とするので、痛みが起こりやすいです。
②一時的な脱力感など
脳に繋がる血管の老化が進むと、酸素を届けることができず、一時的な脱力感が起こることあります。
例えば、体を思うように動かせない(箸が持てないなど)・言葉が出てこなくなるなどの症状があります。
「一時的な詰まり」であれば、症状も一時的ですが、完全に閉塞してしまうと意識が低下することもあります。
③足の痛みやしびれ・感覚が鈍い
足に繋がる血管の老化が進むと「歩くと足が痛い。けど、少し休めば歩ける」といった間欠破行がみられる場合があります。
また「強く押しても痛みを感じない」といった感覚障害が起こることもあります。
例えば、「マッサージで足を強く押しても感覚が鈍い」場合は、足の血管が老化して、神経が障害されている可能性もあります。
【4】血管の老化を予防しよう
私たちの体内では、常に血液が流れ、圧力がかかっているため、どうしても「加齢」とともに血管の老化は進みやすいです。
そのなかで下のようなことを意識してみると良いでしょう。
- 血圧や血糖値を定期的に測る…まずは自分の状態を知る
- 塩分を摂りすぎない…高血圧の予防
- 緑黄色野菜や果物を食べる…抗酸化作用がある(※)
- 質の良い油を摂る…不飽和脂肪酸(DHAなど)
- 適度な運動
- 肥満の予防・改善
- ストレス解消…ストレスは血圧や血糖値を乱す
- 禁煙など
※抗酸化作用とは、いわゆる体の中のサビ(酸化)を予防する作用のこと。
【5】最後に
血管の老化は、体の中で"じわじわ"と進んでいきます。
このように知らず知らずのうちに進んでいくからこそ、定期的に健康診断をうけることも大切です。
こちらの動画でも解説しているので、良かったらご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました!