目標設定シートを図解してみた!【パワポ図解】
就職、転職、営業予算・・・ビジネスパーソンにとって「目標」を考える機会は意外と多いものです。
もちろん会社員だけではなく、例えば起業する時もそうですし、キャリアの目標や夢を決め、それに向かって進むことは、会社員、経営者、自営業に関係なく働くすべての人に関係することかと思います。
というわけで・・・
作って見ました!ビジネスパーソンのための目標設定シート【パワポ図解版】です(バン!!)
なかなかわるくない図解が出来ました!
それでは、この目標設定シートの使い方を解説いたします。
このシートの狙い
はじめに、この目標設定シートですが「どうすれば目標を達成できるのか」=How/手段については、実はほぼ記載していません。
・英語で100点を取るためにすべきことは?
・野球でレギュラーになるための練習プランは?
こういった具体的な目標は、本シートよりも、例えば野球の大谷選手も使ったという有名なマンダラ図の方がオススメです。目標達成のためのタスクを漏れなく整理することができます。
一方で、今回作成した本目標設定シートは「そもそも何を目標に設定したらよいか(What)」「なぜその目標を選んだのか(Why)」を整理するものです。
先ほどの例でいえば、野球でレギュラーになるという目標を設定する以前に「野球、サッカー、バドミントン・・・そもそもやりたい目標や仕事ってなんだろう」ということの整理を狙いとするシートです。
使い方
詳細は図解を見て頂ければわかるようになっていますが、使い方を簡単に解説致します!
まずは、❶自分を知ることですが、なんとなく振り返るのではなく、フレームに当てはめてみましょう。
過去~現在~未来と整理していくのですが、ただ時系列で整理することに加えて、過去であれば周りの他の人から評価された経験、逆に、未来は周囲は関係なく自分の熱い思いで整理してみることをおススメします。
次に❷それを活かす場所です。先ほど洗い出した自分の強みやスキルがどこで活かせるか考えてみましょう!必ず自分の強みを生かして活躍できる場所があると思います。
転職シーンやキャリアコンサルタントに相談すると、すぐに別の会社で転職ということを考えがちですが、実は社内の隣の部署に活躍できる場所があったり、自分に対する自己研鑽であっても、それは目標になりえます。
そうやって自分や活躍できるところを整理することで、はじめて❸のなりたい姿を設定することができます。ただ、ビジネスパーソンに取って1年だと、短期過ぎると思いますし、10年だと遠すぎて、それこそ"夢"になってしまうかもしれません。3年~5年くらいが丁度よいと思います。
最後に、❸を目標と設定しても一応悪くないのですが、ちょっと抽象的過ぎると思います。
「海外でカッコよく働く自分」と理想の姿を思い浮かべても、それだけは目標ではなく、絵に書いた餅です。
そこで❹でどうしたらその理想の姿になれるのか、やるべきことを出していきます。これが現実感のある目標であり、ここまで来ると先ほどのマンダラ図を活用して洗い出してみるのもよいでしょう。
パワポデザインについて
「実践プレゼン資料作成」というnoteですので、パワポデザインや図解のポイントについても、解説しておきましょう(笑)
細かなテクニックは置いておいて、お伝えしたいポイントは視線の流れです。
❶が左下から始まり、最後の❹が右上で終わるという、通常の視線の流れとまったく逆でデザインしています。
それにはやはり理由があって、ビジネスパーソンに重要なバックキャスト、逆算して思考することを少しでも意識して頂きたく、今回はあえてこういうデザインにしています。1→2→3→4と順を追って考えていくと同時に、3年後のなりたい姿を設定するなら、どこでキャリアを積み、自身の何のスキルを磨かなければいけないのか逆算で考えてみましょうという狙いです。
ただ、やはりデザイン的には一般的ではないので、普段のビジネス資料はZの視線の流れで作成しましょう。
あと、細かなデザイン・テクニックでは、矢羽根をモダンなデザインに調整しています。
後者でも悪くはないのですが、矢の角度を浅く調整し、羽を取り払うことで、より柔らかい印象を与えることができます。過去~現在~未来のようなフワッとした時系列は、デザインもそれに合わせて柔らか目に調整するのオススメです。
まとめ
キャリアや目標について考えることは、世のビジネスパーソン全員共通だと思いますので、本目標設定シートもヒントの一つくらいになれば幸いです。
いつにもましてオリジナリティのある資料ですが、今回もPowerPointファイルはポケプレからダウンロードできるようにしています。
以上です。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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