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【仕事・マネジメント】どこに自分のエネルギーを割くか?

いかに効率良く成果を出し、やるべきところにエネルギーを投下できるか?

年々フィジカル面は衰える

今の時代だとなかなか書きにくい内容ですが(汗)、15〜20年前でエンジニアをやっていたときは朝から夜中まで働いていました。若さ故の無茶という感じもしますが、当時の会社的にも時代的にもがむしゃらにやることが当たり前で、そうしないと納期的にも品質的にも満たせませんでしたし、みんながそう働いているものと信じて疑わない時代でした。

現在はコンプライアンスやコストの面でもなかなか長時間働くことは難しいですし、私も年齢的に気合いだ根性だ、でこなせるほどフィジカル面に衰えを感じています。それにそれなりの年齢にはなると「長時間働けます。気合いと根性で乗り切ります」となかなか言い辛く、それを武器にできるわけでもありません。

投資対効果を高めて成果を出す

といっても少し前までは当時、多忙なマネジャーが日中話ができないのでに合わせて夜に打ち合わせをしたり、夜中になっても仕事のことが気になったりはしていました。

現在の自分のマネジャーは基本的には残業しないし、土日や夜にはメールもチャットも見ないスタンス。定時外に仕事をすることを望まないタイプで、仕事の取り方も成果の出し方も、マネジャー自身や自分のチームの持つリソースやケイパビリティに見合うレベルでやっています。

マネジャー自身もチーム自体も(私も含め)他のチームと比べてたくさんの成果を出しているのですが、本人的には定時外でほとんど仕事はしないですし、私も以前よりは忙しくなくなりました。なによりやったことに対してきっちり成果がでるようになったので、前ほどやったけど成果でないから、たくさん色々やらないといけないという感じではなくなりました。つまり投資対効果が高くなったということですね。

今のマネジャーが対話を積極的にしてくれて、施策の方向性のすり合わせも自分の持つ価値観や観点に近く、不確実性が高い中で成果レベルを常々うまく調整できているのが、成果に対する投資対効果が高い一因と感じています。

エネルギーの投資先

年々やれることも、うまいやり方も積み上がってきますし、自分の得意なことをうまく施策に繋げ、成果にも繋げています。これもツールの活用や仕組み化(ルール化や標準化、型化など)にエネルギーを割くことを面倒くさがらなかったことでより一層効率的にやれたのかなと思います。

ツール活用は今の時代はデジタルツールをできるだけ有りものを工夫にして使い熟すことが大事です。この辺、年齢が高くなっていっても新しい事を拒否せずに、貪欲に探索し、自分で使ってみることで見えてくるものもあります。

簡単にできること、誰にでもできそうなこと、定型業務はできるだけエネルギーをかけないようにして、難しいところややったことがなく不確実性が高いところにエネルギーを割くことが大事です。先に書いたツール活用や仕組み化もその一つです。

いかに効率的にやれるところにエネルギーをかけず、成果を大きくたくさん出せるところに自分のエネルギーを注げるか?を気合い・根性ではなくこれまでの経験と工夫でどうやっていくのか?が年齢を重ねた社会人の仕事の仕方だと感じます。





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