見出し画像

【3分要約・読書メモ】出世する部長の仕事

ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は「出世する部長の仕事」についての記事となります。


著者

安藤 浩之
慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。明治大学法学部卒、英国ウェールズ大学大学院卒(M.Sc取得)。HOYA株式会社人事部を経て、1992年に産業能率大学総合研究所に入職。2004年同大学経営情報学部兼任教員、2006年主幹研究員、2008年同大学院総合研究所教授。2009年11月より現職。

内容

本書では、出世する部長は、何が違うのかを述べられている。役員まで上り詰める部長の仕事術、マネジメント、部下の動かし方、マインド、自己研鑽が各章に分かれて書かれている。このレビューでは、部長と課長の役割の違いをシェアしたいと思います。

部長と課長の違いとは?

・部長と課長に求められることが違う
多くの企業の場合、課長時代に実績を出した人が部長になります。課長の卒業証書があればよい。また、部長に求められる役割行動は、部長になってから身につける猶予期間もあります。ところが、部長の卒業証書があれば、役員になれるわけではありません。

部長のうちにに役員の仕事ができるかどうかを会社は見ています。

役員に求められる役割行動は、部長のうちに身につけなければならず、役員になってから身に着ける猶予期間はないのです。

・課長の仕事には答えがある。部長の仕事には答えがない
課長から部長へ、部長から役員へ、ポジションが上がるほど、唯一の答えがない仕事が多くなります。唯一の答えがない中で決断しなければならないことが多々あります。
決断とは、何かを捨てて何かを手に入れることです。この捨てることができないと、やるべきことが増える一方で、結果として中途半端に至ることがあります。また、決断とは、何を残するかを決めることでもあります。

このように、捨てるべきものを決めること、残すべきものを決めることは部長の仕事となります。

正しい決断をするためには、正しい判断基準を持たなければなりません。唯一の答えがない以上、自分なりのものの見方や考え方、思いを拠りどころにするしかありません。

優れた経営者は自分なりの哲学を持っているものです。部長になったら、そうした哲学を学び、自分なりのリーダー哲学を持つべきです。

部長と課長の違い

「出世する部長の仕事」より

感想

今、部長に必要とされるスキルととして「サーバントリーダーシップ」がある。サーバントリーダーシップとは、「奉仕」の精神でもって部下と接するマネジメント手法で、部下の働きやすさを考慮し、話に耳を傾け、部下を中心とした組織運営を行うこと。

本書で書かれているのは、それよりも従来型マネジメントに近い内容でしたが、一般的な企業の主流な考え方と感じた。今の組織に当てはまることも多く、理想的と言うよりは、現実的な指摘が多いてんが自分の業務と重なりやすかった。

特に印象に残ったのが、課長から部長になるのは、「卒業方式」。部長から役員になるのは、「入学方式」というフレーズだった。部長は、仕事ができるだけでは不十分。部長のうちから役員の仕事ができないと役員になることはできない。高い目線で仕事をすることが重要であると改めて理解できた。1時間ぐらいで飲めるので、エッセンスだけ掴むには良い本だと思いました。ここで気になったポイントを深堀していくのが良いと思います。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

その他の記事はこちら

背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。

Twitterもやっているので、もしよかったら覗いてください。
https://twitter.com/koga_yu05

#マーケティング #ビジネス書が好き #ビジネス書 #レビュー #ビジネス #仕事について話そう #リーダーシップ #毎日投稿 #読書 #哲学 #名言 #エッセイ #自己啓発 #習慣 #習慣化 #自己肯定感 #習慣が変われば人生が変わる #人生 #生き方

この記事が参加している募集

ビジネス書が好き

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?