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気持ちを「緩ます」事が、自他ともに「許す」事である

「許す」の語源は、「緩ます」と云われている。
緊張の糸がピンと張っている状態から「緩ます」事が「許す」事である。

つまり先ずは気持ちを「緩ます」事が、「許す」事になる。

許す為には、気持ちが緊張していては許す事が出来ない。
相手はもちろん、自分自身も気持ちを緩めて、初めて許す事が出来る。

これはアンガーマネジメントと同様の論理。

言い換えれば、威圧や恐怖、暴力などでは決して許す事はできないし、許したという認識にならない。
経験上も踏まえるが、威圧や恐怖等で叱責するタイプは一旦許したとしても、あとから蒸し返して同じ事を言い続けるだろう。

それは失敗や過去の出来事に対して自分自身の気持ちを「緩ませて」いないから。
お高いに心中沸騰している状態では、何も解決しない。

先ずは気持ちを緩ます事で、相手を許す事が出来る。

その為にも自他含め失敗等が起きても、先ずは心中穏やかに整え、物事の本質に向き合い、改善・解決に向けて取り組みたいですね。

最後に、、、「許す」と云えばこの台詞

「女のウソ」は、許すのが男だ。(サンジ/ONE PIECE)

これ、究極の許し。
前提条件が「女性」ってだけで、心中穏やかに整えられるサンジ、ハンパない。

(何事においても)斯く在りたい…ものですね。