強い意志を持つために大切にしている3つのこと
強い意志を持ちたい。そう思ったことはありませんか?
そもそも「意志」ってなんだろう? と今年に入ってから考えることがあります。
ちょっと抽象的なことばですよね。
では「強い意志を持つ人」をイメージしたときに、どんな人が頭に浮かびますか?
私の場合は、イチローとか、オリンピック選手が頭に浮かびます。
自分の思いがあって、それに向かって信念を持って行動しつづけている人。
ちなみに「意志」と「意思」と2つの漢字があって、よくどっちの漢字を使えばいいのかなと迷うので、その違いを調べてみました。
・「意思」は思考、気持ちの意味を持つ。
頭の中で考えていることであり、ぼんやりしたものもあれば、クリアな思考も含む。英語だとmind。
・「意志」は、思考よりも対象へより矢印が向いている様子を指す。
行動に移そうという思考がより強いといえる。英語だとwill。
スタディサプリのWebより引用
たとえば、「意思を尊重する」と、思いを表現するときは「意思」。
一方で、「意志を貫く」「意志が強い」と、行動に移すための意欲や志を表現するときは「意志」。
強い意志があれば行動に移すこともできるし、目標に向かって行動をやり遂げることもできる。
じゃあ、強い意志を持つためには、どうすればいいんだろう?
このnoteでいっしょに考えていければうれしいです。
「あなたはどうしたいの?」の問いかけから、意志が生まれる
前にこんなnoteを書きました。
育休明けの最初の仕事で、「あなたはどうしたいの?」と言われて目が覚めた経験があります。
こう問われると、他人ゴトが自分ゴトに一気に変わります。
「意志」とは矢印がどこに向いているのかと考えると、自分の中から外へ。
自分が主語になっている「~したい」という思い、内発的動機から生まれる。
これに対して、誰かが主語になっている「~しなければならない」という外発的動機があります。この矢印は外から自分へ。
「あなたはどうしたいの?」と人から聞かれたり、自分で問いかけたりすることで、自分は何をしたいのか?という思いと向き合うことができます。
この問いかけから意志が生まれると実感しています。
私の場合は、会社の上司から問いかけしたもらったことがラッキーでした。それまでは、仕事も役割も「与えられるもの」と思っていた気がして、自分の思いとは関係なく、与えられるものをやればいいと甘えていたのかもしれません。
「役割」によって、意志は大きく強くなる
自分が何をしたいのか?
その思いに気づくようになって、思いを実現するために、母親アップデートコミュニティを立ち上げ、運営することになりました。
「コミュニティ運営」という新しい「役割」。
あえてポジションじゃなくて「役割」と書いているのは、会社のなかで昇進しなくても役割は見つかるし、自分で作っていくこともできるから。
たとえばミーティングでファシリテーターをするのも役割だし、新しいチームをつくってリーダーをするのも役割だし、イベントレポートを書くのも役割。
自分がしたいと思ってやれる、そしてリーダーシップを発揮できる「役割」であれば、なんだっていいと思います。
その「役割」によって、意志は大きく強くなる。
前にポーラの社長である及川さんが、意志が役割によってどんどん大きく、強くなっていったというお話をされていました。
及川さんがお話されていたのは、最初は「自分のために」からはじまって、それが管理職になり「仲間のために」に大きくなって、さらに役割が変わると「お客様のために」、「社会のために」とどんどん大きくなっていったそうです。
「~したい」を集めることがリーダーだともおっしゃっていて、自分の意志だけじゃなくて、メンバーの意志も集まるからこそ、大きく強くなるんだなと思いました。
「同志」がいると、意志が強くなる
「同志」という言葉がありますが、同じ意志を持った人がいることで、励みになるし、自分の意志も強くなる。
私は、会社のなかで同じ意志を持つ人がいないんじゃないかと嘆いていた時期があります。
「女性には、やっぱりガラスの天井があると思う。でも同じようにモヤモヤしている人はここにはいないんじゃないか・・」
と思っていました。
でも、自分の思いを言葉にしてみてシェアすることで、会社の外で同志が見つかっていきました。そして、会社の中で見つからなかったのは、自分の思いを言葉にできてなかったからだと気づいたんです。
今では、会社の中でもコミュニティを運営して、モヤモヤや思いをシェアする同志が見つかってきました。
ということで、
強い意志を持つために大切にしている「あなたはどうしたいの?」の問いかけ、役割、同志の3つについて書いていきました。
これからも大切にしていきたいと思います。
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