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アイデンティティ≠天職に就く?

「将来どんな仕事に就くのか」
「このままの仕事でいいのか」
こんなことを悩んだ方はたくさんいらっしゃるはずです
今回はこれに対する私なりの回答をお話しします

まず皆さんが求めてる天職とは
①好きなこと、意欲を持って熱中できること
②得意なこと、自分の特技や才能を活かせること
③人の役に立つこと、社会から求められるという生きがい
古典的ですが、これらの要素を全て含むような仕事でしょうか?

簡単に言えば
「一度きりの人生、自分に一番あった仕事を見つけたい」
ということでしょう

ここでばっさり切ってしまうのですが
「天職を見つける」ことは
かなり難しいと考えています

というのも、例えば極端ですが
自分にとっての天職が1個あって
選ぶ職業や仕事が200個あるとします
(ある程度、自分の得意不得意で狭めたとして)

仕事の本質は、ある程度働いてみないことにはわからないはずです
3ヶ月、それにかかるとしたら、、、、
3✖️200➗12で、
50年かかることに、、、
自分の天職を完全に決定づけるにはこれだけかかってしまう

天職を見つけるのは
かなり大変で一生分の期間では足りない

天職に就くのは
かなり無謀な賭けなのでは?
というのが私の解釈です

今回言いたいのは、意地悪なことではなくて
これに妥協案はどうでしょうか、という提案です

例えば、ある会社員といっても
①パワーポイントなどのプレゼンが得意で、伝え上手な人
②とにかく仕事が早くて、スラスラ仕事をこなす人
③コミュニケーション能力が高くて、顧客との対話に長ける人
などなど、様々な人がいるはずです
そしてそれは、その人の色
すなわちアイデンティティの発露なのではないか?

つまり我々はどんな仕事であれ
その仕事の中の多様性、自分らしさとして
アイデンティティを発揮して輝くことも可能だということです

最後にまとめると
「アイデンティティ=自分が最も輝ける場所」を
「天職」と捉えるのではなくて
ある程度妥協して、職業を選び
その中で「どう生きるか」を考えることが
天職と折り合いをつけるための妥協案になりうるっぽいのかも?

という話でした
ただ、合わない会社とか、ブラックとか、メンタル病むとか
そういう例外には妥協ではなく
もっと強い手段で争いましょう



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