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【+BKCな人 vol.022】 立命館生協 常務理事 佐藤由紀さん

「BKCの学生」が「地域の人」を紹介する
オウンドメディア #プラスBKCな人  
 
vol.022の今回は、立命館生協 常務理事 佐藤由紀さんをご紹介します。

1995年から立命館の生協組合に勤務していて、2009年から10年以上BKCを担当されているBKCのプロフェッショナルな佐藤さん。

 立命館生協は元々は立命館の学生が、食事や教材などの学生生活に必要なものを整えて学生生活を充実させるために設立した組織です。なので、現在でもその方針を受け継いで、佐藤さんを含めた生協職員の方が大学内での学生の生活を豊かにしてくれています。

〇佐藤さんのシゴト

 食堂やコンビニの利用、教科書購入など学生にとって切っては切り離せない存在である立命館生協ですが、その「常務理事」という役職が何をしているのかについて、名前を聞いただけでは想像しづらいですよね。
 そんな常務理事の佐藤さんは問題が生じた時の対応や生協に来た案件を適切なところに割り振るなど、生協関連の全般に関わっておられる方なので、ここからは具体的にどんなことをしているのかについてお話しします。

#キャンパスの食べると学ぶを支える

 これは立命館生協の組織としての大きなミッションの一つでもあり、佐藤さんも大事にしている考え方だそうです。
 まず、「食べる」に関してはキャンパスの学生がバランスのいい食事を摂れるようなサービスを提供し、それをより多くの人に届けるための施策を考えています。食堂で提供する料理の栄養バランスをよくするのはもちろん、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束し、登校日数も増えたので、ミールシステムの利用方法の提案などの普及活動も行っています。
 次に「学ぶ」の面では、コロナウイルスでweb授業が取り入れられた例があったように、社会情勢によって学びのスタイルは日々変化するため、学生や教員にヒヤリングをして必要なものがあれば、それを導入するための提案などを行っています。

新入生への住まい案内の様子

#間をつなぐ

 常務理事のお仕事の中で重要な役割を果たしているのが案件の割り振りです。企業さんなどが案件をお願いする時、食堂やコンビニなどの対象がわかりやすいものはそこの担当者にお願いするそうです。しかし、その他の判断が難しいものや組合員活動関連の案件は、一度佐藤さんが引き受けてから適切な部署と繋げたり、佐藤さん自身が受け持ったりしているのです。加えて、ショップや食堂の方針を考える打ち合わせに参加するといった役割も担当していて、お店に属さずに様々な部署の間を取り持っておられます。
 その他にも、生協のお店を使った取り組みによって研究活動を支援したり、学生と地域を繋いだりしています。例えば、滋賀のバスケットボールチームである滋賀レイクスさんのグッズを生協で販売して、生協のお店というフィールドを通じて学生に地域のことを身近に考える機会を提供しています。
 このような生協の窓口となる役割を佐藤さんが担うことで、生協の活動が豊かになったりキャンパスに貢献できたりすることに繋がるんですね。

生協で滋賀レイクスさんのグッズが販売されている様子

#生協というフィールドで立命館の人たちを繋げる場の提供

 立命館生協の組合員は立命館大学の三つのキャンパスはもちろん、立命館の附属校やAPU(立命館アジア太平洋大学)にも存在しています。生協というフィールドを通して、立命館の様々な人たちが繋がってほしいと佐藤さんは考えていて、食堂の人気メニューなどのキャンパスの良い部分を別のキャンパスに取り入れたり、附属校と大学を繋げるようなイベントも行っているいるとのことです。

〇佐藤さんの地域連携

#組合員さんを繋いで 、BKCと地域をつなぐ。

 中学生や小学生がBKCにきて勉強をするといった取り組みを学校側がしているのですが、その際に彼らが「学食でのご飯を楽しんでくれてすごく嬉しい」と話す佐藤さん。普段から給食で決められた昼食をとっている小・中学生にとって、自分の好きなおがずや小鉢が選べる学食は夢のような空間なんです。
 そのような小学生や親御さん、企業さんなどの学外の人がBKCに来た時に言ってくれる、「美味しい」や「楽しい」などの声が食堂やショップで働く人のやりがいに繋がるそうで、そのためのお手伝いをすることが佐藤さんにとってもやりがいになるそうです。

〇佐藤さんにとってBKCとは

「第二の母校」

 16年以上立命館生協に勤務している佐藤さんは立命館大学のご出身ではないそうですが、立命館の様々な良さを知っていくうちに第二の母校のように感じるようになったといいます。今となっては卒業した母校よりも立命館の方が断然詳しくなっていると笑いながら話す佐藤さん。
 BKCのお気に入りのポイントを聞くと、「他のキャンパスに比べて郊外にあるBKCは大学だけで一つの村のようになっていて、その団結感が親しみやすくてなんだか好きですね」と教えてくれました!
 佐藤さんのオススメのBKCの楽しみ方は徒歩でBKCを一周することだそうで、「すごく広いBKCには皆さんまだまだ知らない施設がたくさんあると思うので、それを探すことで新たな発見があって楽しいと思いますよ!」とのことなのでぜひ皆さんも実践してみてください♪
 佐藤さんを含む生協職員さんが学生のために毎日食堂やショップの運営などで、生活関連のことを支援してくれているからこそ、立命館学生の豊かで快適な学生生活が成り立っていることを今回の取材で改めて実感することができました。

立命館生協のInstagramはコチラ!
@ritscoop_official

この記事を書いた人
立命館大学 食マネジメント学部 3回生 池内春香
東京生まれ東京育ちのシティガール(笑)
出身地を言うと毎回「なんで滋賀?」と言われるが
食マネジメント学部に惹かれて滋賀にやってきたんです!!
BKCにいる赤髪は多分私 ♪地連Instagram中の人、第3号。

#立命館大学 #立命館大学BKC
#鉄道研究会 #プラスBKCな人

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