気を「練る」とは
練功といいます
先に書いたように空気中にあるエネルギーを、とりこみ内なる気と融合して、体内をめぐらして外に発気する。
めぐらすことが「練る」という意味です。
自動車ならアイドリング状態といえますね。
気を外に出したら、発気と言います。
それを治療的につかうと外気療法とよびます。
直接手をふれることなく、発気で相手の弱い部分や不調なところを調正する。
陰陽の調正とは?
不調な部分、それは陰気が強すぎるとみます。冷えて固くなっている部分ですね。
そこには私から陽気つまり、あたたかい気を送る。陰気を押し出す感じ。
それで陰陽バランスを整えます。
逆に陽気が強すぎる部分、それは炎症です。
そこに私から陰気を送る。熱をひっぱるような感じです。
ここでポイント
陰気にしても陽気にしても、相手のバランスを崩れている部分から押し出したり引っ張った気を受け取ってはいけません。
それらは、空気中に放つのです。
人が鼻を噛んで汚れているティッシュペーパーを、手でもたないのと同じ。
すっとゴミ箱を差し出せばいいのです。
こういう実感・体験を得るために、マン・ツー・マンレッスンをしています。
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