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2024.01.12

「例年」とは? 言葉の意味や使い方、「年」がつく言葉などを紹介

「例年(れいねん)」とは、「いつもの年」のこと。「例年通りの積雪量だ」や「今年は例年と違って紅葉するのが遅かった」などというように使います。本記事では、「例年」の意味や使い方、「年」がつく表現などについて紹介しますよ。

「例年」とは?

「今年の夏は、例年より暑かった」とか「例年通り、花火大会が行われた」などというように、「例年」は、日常生活のなかでごく自然に使われる言葉です。しかし、「平年」や「毎年」、「隔年」など、似た意味を持つ関連表現も多い言葉でもあります。

そこで、本記事では、「例年」の意味や言葉の使い方を確認し、「例年」の関連表現との違いなどについて、解説していきます。

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(c)Adobe Stock

「例年」の意味

まずは、「例年」の意味を辞書で確認します。

れい‐ねん【例年】
いつもの年。毎年。「─になく雪が少ない」「─この時期に行う祭」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

「例年」は、「いつもの年」を表すことがわかりました。例えば、「例年になく雪が少ない」は、「いつもの年よりも雪が少ない」ということです。

「例年」の英語表現

英語で「例年」は、「annual」という形容詞を使って表すことができます。例えば、「an annual meeting」は「例年の会議」という意味です。

また、「慣例の」や「いつもの」という意味の「usual」を使って、「例年」を表現することもできます。例えば、「I ate a Osechi this year as usual(今年も例年通りおせちを食べた)」という使い方が可能です。

参考:『プログレッシブ和英中辞典』(小学館)・『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)

「例年」の使い方を例文を用いて紹介

続いては、「例年」の具体的な使い方を紹介します。

桜を見る女性
(c)Adobe Stock

1:「例年通り、今年も年末は親族で年越しそばを食べる予定だ」

「例年通り」は、「いつもと同じように」という意味合い。毎年同じタイミングで行なうイベントや習慣を「例年通り〜」と表現することができます。

2:「今年の桜の開花時期は、例年より2週間も早かった」

季節の花の開花予想や天気予報などで、「例年」という言葉は多用されがちです。「例年」を用いることで、毎年の様子と今年の様子の違いを比較しながら伝えることができます。

3:「6月になると、きれいな灯篭で町中を照らすのが、〇〇市の例年の行事となっている」

毎年行なわれる催し事を「例年の行事」や「例年の催し」と言います。地域のお祭りや、節分などの節句は、まさに「例年の行事」です。歴史ある行事やイベントを指すことが多いですね。

4:「来年は、例年とは違うお楽しみ会を企画するつもりです」

「例年とは違う」という言い回しをすることで、「いつもとは違う」ことを強調できますよ。例年通り、いつも同じ内容を繰り返すだけでは、いつか飽きてしまいます。たまには、毎年していることとは別のことをして、変化を楽しむのもありなのではないでしょうか?

他にもある!「年」を表す表現とは?

ヘッドフォンをつける女性
(c)Adobe Stock

「年」に関する表現は、さまざまあります。みなさんはいくつ思いつきますか? ここでは、「年」にまつわる表現を5つ紹介します。

1:毎年(まいとし・まいねん)

「毎年」とは、「としごと」という意味。「毎年、冬になると訪れる場所」、「毎年、バレンタインデーには手作りのお菓子をつくる」などというように使います。

2:隔年(かくねん)

「隔年」とは、「1年、間をおくこと」。わかりやすく言うと、「1年おきに」ということですね。例えば、「スポーツ大会は、2020年から隔年の開催になる」という場合、次の大会は2022年になります。さらに次は2024年、2026年… というように、1年の間隔をあけることを「隔年」というのです。

3:累年(るいねん)

「累年」は、あまり見聞きしたことのない表現かもしれませんが、覚えておくと便利な表現です。辞書で意味を確認しましょう。

るい‐ねん【累年】
年を重ねること。年々。また、何年にもわたること。長年。累歳。「─高齢化が進む社会」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

つまり「累年」とは、「年月の蓄積」のこと。「累年の赤字が会社の経営を圧迫した」などというように使います。

また、「累年統計」という言葉もあります。「累年統計」とは、各種統計資料を時系列に整理し、まとめた統計書のことです。

4:積年(せきねん)

「積年」とは、「長い年月」のこと。例えば、「積年の努力が実った」とか「積年の恨みがある」などというように、使いますね。先述した累年の類語にあたります。「積年」と「累年」の違いを挙げるとしたら、「累年」は副詞的に用いられたり、文章語だということです。

他にも、「積年来(せきねんらい)」という言葉もあります。これは、「何年も前から」という意味です。

5:逐年(ちくねん)

「逐年」とは、「年がたつにつれて、物事が変化したり進んだりすること」。例えば、「逐年、物価が上がり続けている」などというように、年単位で状況が変化していることに対して使われます。

参考:『デジタル大辞泉』(小学館)

最後に

本記事では、「例年」の意味や使い方を紹介しました。例えば、「例年以上に忙しかった」、「例年以上に楽しかった」、はたまた「例年並みに過ごすことができて、幸せだった」など、「例年」を使った文章を作って自分の1年を振り返ってみてはいかがでしょうか? これまでの年と現状を比較することで、自分自身の状況を客観的に捉えられるかもしれませんよ。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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