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入浴は血行をよくするなどのメリットがありますが、乾燥が気になってしまうこともありますよね。入浴中や入浴後にしっかり乾燥対策をすれば肌の乾燥を防げます。
本記事では、「入浴すると乾燥が気になる」「お風呂に入るときの乾燥対策を知りたい」といった方に向けて、入浴中や入浴後の乾燥対策法を詳しく紹介します。
入浴中に顔や肌が乾燥する原因はいくつかあります。まず、スマホなどを見ながら長時間お湯に浸かっていると、肌表面の角層が多くの水分を吸収して膨らみ肌がふやけてきます。この状態は肌のバリア機能が一時的に低下している証拠です。そうなってしまうと、肌の内部の水分を保つ働きのある天然保湿因子やセラミドなどが必要以上にお湯に流れ出てしまい、さらに皮脂も失われてしまうため、顔や肌が乾燥しやすくなります。
また、熱いお湯に浸かったり、洗顔した後保湿をせずにそのまま長時間入浴するなども乾燥の原因になります。
肌を乾燥させないおすすめの入浴方法をいくつか紹介します。ぜひ普段の入浴の仕方と比較してみましょう。取り入れられそうな点を変えてみると、顔や肌の乾燥を防げるでしょう。
お風呂のお湯の温度をぬるめに設定すると乾燥を予防できます。熱すぎるお湯は肌に必要な保湿成分や油分を奪ってしまいます。お湯の温度は40度以下がおすすめです。しかし、お湯の温度をぬるくすると寒くてなかなか出られないと感じるかもしれません。
その場合は、お湯の温度を上げずに浴室を暖めるようにしましょう。浴室全体が暖まっていれば、お風呂から出ても寒くありません。ぬるめのお湯にして長湯を避ければ、肌の保湿成分が流出するのを防げます。
ボディソープや洗顔料は乾燥肌向けのものを選ぶのがおすすめです。次のような特徴があるものを探してみてください。
洗浄力が強すぎないボディソープや洗顔料であれば必要な皮脂を落とさずにすみます。また、無香料や無着色、低刺激性のものなら肌への刺激が少なく、保湿成分が配合されているものならやさしく洗えるでしょう。さらに、泡立ちがよいものも肌への負担を軽減できるのでおすすめです。
肌を強くこするようにして洗うと必要な皮脂まで落としてしまい、肌のバリア機能が低下します。ボディソープや石けんはよく泡立ててから、泡を伸ばすようにしてやさしく洗ってください。
泡立ちがよければボディタオルがなくても汚れは落とせます。もし、ボディタオルを使いたいなら、ナイロン製のものではなく、シルクや綿など天然素材で肌への刺激が少ないものを選びましょう。
入浴の際に、保湿成分が入った入浴剤を使うことも乾燥対策としておすすめです。入浴剤の保湿成分が、お風呂から上がった肌の乾燥を防いでくれます。
入浴剤はさまざまあり、リラックゼーションや体を温め血行をよくするものなどいろいろあります。保湿に特化した入浴剤を選んで使ってみるとよいでしょう。
関連記事:保湿成分を含んだおすすめの入浴剤を紹介した記事はこちら
顔や体を洗ってからもう一度湯船に浸かりたい場合は、軽く保湿をして入るとよいでしょう。乳液やベビーオイルなどをさっと顔や体に塗っておけば、水分や保湿成分がお湯に流出するのを防げます。
お風呂の乾燥対策を行う場合は、入浴中だけではなく入浴後のケアも大切です。体が温まったまったからといってお風呂から出てゆっくりしていると、どんどん乾燥が進んでしまうからです。注意すべき入浴後の行動について解説します。
お風呂から上がったら、バスタオルで強くゴシゴシと拭かずに、柔らかいタオルで肌を押さえながら水分を拭き取りましょう。軽く押さえるだけでも水分は取れるため、強くこする必要はありません。
肌に負担がかからないようお風呂上がりもやさしく水分を拭き取りましょう。
お風呂から上がったら、10分以内に肌の保湿を行いましょう。お風呂上がりの肌は、水分が蒸発しやすい状態のため、ドライヤーよりも先に顔だけではなく全身の保湿ケアをしてください。
肌の水分をタオルで拭き取った後、体が完全に乾かないうちにボディクリームやローションなどで保湿しましょう。入浴後の保湿ケアももちろん肌を刺激しないようやさしく行ってくださいね。
特に乾燥しやすい人は、乾燥肌向けの保湿剤を使うのがおすすめです。
入浴中やお風呂上がりに乾燥が気になる場合、長湯しすぎていたり熱いお湯に浸かっていたりすることがあります。お湯の温度は40度以下のぬるめにし、長湯をしないようにしてみてください。
洗顔料やボディーソープは乾燥肌向けのものを選び、強くこすらずやさしく洗うようにしましょう。保湿成分のある入浴剤を使うのもおすすめです。また、顔や体を洗ってから湯船に浸かる場合は、軽く保湿しておくとよいでしょう。
お風呂上がりはやさしく水分を拭き取ってから、なるべく早く全身を保湿することに気をつけましょう!
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