【Scrupulous − 細心の、慎重な】

派生語・語源・類義語・反対語・例文

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派生語や動詞の活用

派生語や関連語

  1. Unscrupulous – “Scrupulous”の反対語で、不正直な、無節操な、などの意味を持ちます。
  2. Scrupulously – “Scrupulous”の副詞形で、細心の注意を払って、という意味で使用します。
  3. Scrupulousness – 名詞形で、注意深さ、誠実さ、を意味します。

【Scrupulous − 細心の、慎重な】という単語の語源とか由来を知っていますか?

“Scrupulous”という英単語は、その語源としてラテン語の”scrupulus”から来ています。”Scrupulus”は、小石や障害物を意味し、具体的には、古代ローマのサンダルの中に入ってくる小石を指していました。これが比喩的に、心の中にある小さな障害や疑念を意味するようになりました。

“Scrupulous”は元々、「小石」に由来する言葉から、「心配」や「苦悩」を抱える意味合いに変わり、最終的には細かい点まで注意を払う、慎重である、といった意味で使われるようになりました。今日では、”scrupulous”は細心の注意を払う、良心的な、厳密な、といった意味合いで使われています。特に、道徳的な観点から慎重である、といったニュアンスで使用されることもあります。

言葉とその意味が時間と共にどのように変化していくかは非常に興味深いもので、”scrupulous”のような言葉はその良い例と言えるでしょう。

「Scrupulous」は倫理的な価値観や正確性に重点を置く行動や判断を表現するのに使用されます。例えば、誠実な研究を行う科学者、正確な報告を作成するジャーナリスト、倫理的なビジネス実践を実現する組織などが「Scrupulous」の特性を示すことがあります。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Meticulous(細心の、注意深い)
  2. Conscientious(良心的な、誠実な)
  3. Diligent(勤勉な、熱心な)
  4. Thorough(徹底的な、完璧な)
  5. Precise(正確な、精密な)

反対語:

「Scrupulous」の反対語としては「Careless」(不注意な、軽率な)が考えられます。つまり、慎重でない行動や注意を払わない態度を指します。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「Scrupulous」と類似した単語で、間違いやすい単語には「Meticulous」(細心の、注意深い)があります。これらの単語は非常に似ていますが、微妙な違いがあるため、文脈によって使い分ける必要があります。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The scrupulous lawyer reviewed every detail of the contract to ensure its fairness. (細心の弁護士は契約の公正さを確認するためにすべての詳細を見直しました。)
  2. Her scrupulous research methods are admired by her colleagues in the scientific community. (彼女の細心の研究方法は、科学コミュニティの同僚から賞賛されています。)
  3. A scrupulous journalist always checks the accuracy of the information before publishing a story. (細心のジャーナリストは、記事を公開する前に情報の正確性を確認します。)
  4. The company has a scrupulous commitment to ethical business practices. (その会社は倫理的なビジネス実践に対する細心の取り組みを持っています。)
  5. Being scrupulous in your work will earn you the trust and respect of your peers. (仕事に対して細心の態度を持つことで、同僚たちからの信頼と尊敬を得るでしょう。)