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勝手に二村定一特集、今回は第4回目であります!!!!!! 自分は仕事の都合上、半年に1回程しか参加する事が出来ないのでありますが、行ける時はちゃんと行く様にしているのであります。 11時開店なので一時間程前に現地に向かうと、既にいつものメンバーが勢揃い。 SP部門は自分を含めて5人(うち一人はクラシックなので3階へ)、他愛もない話をしているとすぐに1時間経ってしまい、さあスタート! 今回は純邦楽は少なかったので、小さく【その他】の中に纏められておりました。残念(>_<) さて、一陣の流行歌の方達から一歩遅れて流行歌を見ていますと、こちらは結構充実していた様で特にポリドールの珍しいのがスダレに書いてある以外に多く混じっていたそうで、皆ポリドールをお買い上げになっておりました!!
結果的に自分もポリドール盤を計3枚購入した次第であります。 その中で流行歌さんから「これ持ってる?」と言われて手渡されたのが今日紹介する盤なので御座います。
原曲は【Should I?】と言う曲で、聴いた瞬間に(あっ、ポールホワイトマンのヤツだ!)と思いました。 実は、偶々このコロンビア盤を所有していたのであります。こちらはJack Fultonが歌を唄っておりました。 丁度この録音辺りからホワイトマンの売れっ子プレイヤーであったBix Beiderbecke が抜けてしまっており、当初は無駄買いしたなと思ってたのですが、結果的に役に立ちました。 その後、同曲は半年の間にJimmy NooneやChick Bullock、Seger Ellis等によってレコード化されヒットした様であります。 元は1930年2月28日に封切られたMGM映画「Lord Byron Of Broadway 」の挿入歌で、劇中でチャールズカリーが歌い、彼のレコードがBrunswickから出ているそうです。 二村バージョンは1931年7月新譜と言う事で、最初の録音から約2年後のカバーと言う事になります。 ポリドール録音内のカバー曲は、スパニッシュセレナーデや淡谷のり子と歌ったラヴ双紙(Ching Chong)と言った往年のお馴染みレパートリーの他、同じく淡谷のり子と歌ったアラビァナや同曲の様な以前にカバー録音した事の無い新作カバーも充実しております。
(昭和7年暮れの二村定一) この曲は、愛の言葉が中々切り出せない哀愁がやんわり漂う、二村定一の歌唱にピッタリな曲と言えましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.04 05:26:24
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