「楽」の意味、読み方や画数は?楽に込める願い、楽を使った名前一覧

楽

意味&イメージ
がく、らく、たのしい、たのしむ。音楽や雅楽、民族芸能、身も心もやすらかなさま、ゆっくりくつろぐこと、経済的に豊かなこと、かんたんなことなど。
「楽」の漢字データを見る
漢字の意味から「楽」は「おおらか 明るい 芸術 音楽」のイメージがあります。 ▼「楽」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「楽」は様々な読み方があり、一文字の名前では「がく、らく、この、りょう」など、二文字名は「結楽(ゆら)、雅楽(うた)、爽楽(さら)、咲楽(さくら)」などがあります。 ▼「楽」を使った名前一覧を見る
画数 13画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり ささ・もと・よし・ら
訓読み たの(しい)・たの(しむ)【表外読み】かな(でる)・ この(む)
音読み ガク・ラク【表外読み】ゴウ・ ギョウ
部首 木(き/きへん)
学習漢字 学習漢字2年
熟語 文楽(ぶんらく)・礼楽(れいがく)・行楽(こうらく)・安楽(あんらく)・快楽(かいらく)・伯楽(はくらく/ばくろう)・声楽(せいがく)・邦楽(ほうがく)・和楽(わらく/わがく)・享楽(きょうらく)・神楽(かぐら)・音楽(おんがく)・娯楽(ごらく)・偕楽(かいらく)・道楽(どうらく)・雅楽(ががく)・極楽(ごくらく)・舞楽(ぶがく)・器楽(きがく)・歓楽(かんらく)・千秋楽(せんしゅうらく)・管弦楽(かんげんがく)・喜怒哀楽(きどあいらく)
他字体  旧字体・人名用漢字
意味 がく、らく、たのしい、たのしむ。音楽や雅楽、民族芸能、身も心もやすらかなさま、ゆっくりくつろぐこと、経済的に豊かなこと、かんたんなこと
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「楽」の意味

  • 音楽
  • 楽器を奏でる、演奏する
  • こころよい、心安らか
  • たのしい、たのしむ
  • 苦労するまでもなく、たやすいこと
  • 興行の最終日
  • 好む、求める
  • こい願う、愛する

「楽」は、音楽の熟語でも親しまれている漢字です。

楽器、楽譜、雅楽などで目にする機会も多いでしょう。奏楽は、楽器を演奏するを意味します。

楽器が奏でる音楽は聴く人の心を癒し楽しい気持ちにさせるものです。

こころよい状態や心身ともにリラックスして安らかな様子も意味します。

「楽しい」「らく」と言う意味も

「楽」は楽しい、でも良く使われる漢字です。

遊園地などのアミューズメント施設は娯楽施設とも呼ばれ、文字通り「楽」が使われていますよね。

楽をする、は苦労することなく簡単に物事を進める様子が連想出来ます。

気楽、独楽、享楽など楽には、多彩な熟語があるんです。イベントなどの最終日は「千秋楽」とも言います。

日常生活や話でも頻繁に登場する「楽」ですが、求める、こい願うを意味する愛楽や楽欲という熟語もあるんです。

楽の漢字の成り立ち・由来

「楽」の成り立ちは諸説ありますが、神事の時に鳴らす鈴がついた楽器の象形文字が由来とされています。

「楽」は「樂」の略字です。「白」は鈴、両側に位置する「幺」は糸飾り、そして「木」は持ち手を表しています。

後に神様に笑って喜んでもらう神事に使われた楽器だったため、音楽、楽しいの意味が生まれました。

鈴は魔除けの効果がある

古くから巫女にとって、鈴がついた飾りはとても重要なものでした。

かつては神様を楽しませるだけでなく、鈴を鳴らすことで病気に苦しんでいる人の病魔を祓うために用いられてきました。

現在でも巫女が神様への舞を踊る時には、神楽鈴が使われます。

シャンシャンと涼やかに鳴らす鈴は、魔除けや神様に高揚してもらいことでより強い御神徳を得ようとする効果もあります。

神社と言えばお参りの時に鳴らす大きな鈴が思い浮かびますが、鳴らすことで自身についた邪悪なものを祓い「ご挨拶に参りました」と神様に知らせる意味もあるんです。

「楽」のイメージ、名前に込める願い

「楽」は、楽しさから笑顔や明るさを連想出来る漢字です。

高度な技術を必要とする音楽から芸術的な感性や豊かな才能もイメージできるでしょう。

楽しいことを素直に享受できるため、素直さや純粋さ、穏やかさなどもうかがえます。

笑顔が素敵な人は、総じてポジティブで前向きな人物が多いものです。

人を楽しませ、自分も楽しめる

感受性が強く、人を楽しませることにも秀でるはずです。

人を楽しませる、笑わせるのはとても難しいことです。

人を楽しませること、あるいは、人のジョークに笑えるのは、それなりの知識や教養が必要です。

理解力や状況の判断力にも優れ、周囲を冷静に見られる判断力にも恵まれるでしょう。

自身が楽しめる仕事に対して努力ができるので、熱中して物事に取り組めるはずです。

自由で包容力もあることから、周囲の人にも好かれる姿が想像できます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 楽しい
  • 音楽
  • 笑顔
  • 賑やか
  • リラックス
  • 芸術
  • 豊かな感性
  • 多彩な才能
  • 素直
  • 純粋
  • 朗らか
  • 穏やか
  • ポジティブ
  • 賢さ
  • 判断力
  • 真面目
  • 寛容
  • 包容力
  • 自由

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

笑顔が多く楽しさに溢れた人生を送れるように

楽しいことは楽しいと思えるような素直さと豊かな感性に恵まれるように

人を楽しませることに長け、音楽を始めとする多彩な才能を持つ人になれるように

「楽」の読み方いろいろ

「楽」の音読みは「ガク、ラク」、訓読みでは「たの(しい)、たの((しむ)」と読みます。

滅多に使われませんが、「ゴウ、ギョウ、かな(で)、この(む)」としても読まれることがあります。

名前に使える読み方は「ささ、たのし、もと、よし」などです。

男の子の名付けでも好まれる「楽」ですが、特に女の子の名前に人気のあります。

「ぎょう、たの、らく、がく」など多彩な響きを持つので、1文字でも名付けられます。

「楽」は小学校2年生で習う漢字

画数は13画です。曲線が多いので、のびのびとした印象を与えるでしょう。

音楽などの芸術性や明るさがイメージできるため様々な漢字との相性が良い漢字です。

13画と少々複雑な漢字なので、シンプルな字と組み合わせるとバランスが取れて字面も整います。

頭字・止め字ともに人気で、女の子の3文字の名前では中間字としてもよく使われます。

「楽」の漢字の説明の仕方

  • たのしいの「楽」
  • 井上咲楽の「楽」
  • 三遊亭円楽の「楽」

「楽」を使った熟語

楽団(がくだん)
音楽を演奏する団体のことです。オーケストラのような大規模な団体だけでなく、バンドも入ります。
東京交響楽団など日本にも多数の楽団はありますが、中でも世界でも最高峰の一つとされるのが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。
世界中からコンクールの優勝者など一流の演奏家が集まっている楽団で、オーケストラの中でも名門中の名門とされています。
一流のオーケストラが奏でる演奏は、まさに甘美なしらべそのものです。
益者三楽(えきしゃさんごう・えきしゃさんらく)
孔子の言葉です。 「礼儀と音楽を程よく楽しむこと」「人の美点について褒めたり話題にすること」「立派な友人を多く持つこと」の3つの有益な楽しみを指します。
時には苦難もある人生を支えてくれる楽しみを持つことは重要です。
悪口や噂話をせず、一緒の趣味で盛り上がる友人に恵まれれば充実した日々を送れるでしょう。
どんな時でも楽しむだけでなく、道徳も忘れてはならないという教えが込められています。

「楽」を使ったおすすめの名前

「楽」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

楽大(よしはる、よしひろ)

男の子の名付けで高い人気を誇る「大」と組み合わせた名前です。
「よしはる、よしひろ、よしまさ」の響きで名付けられます。
毎年男の子の名付けランキングで上位に入る「大」は大きい、大らかなどポジティブな意味が人気の漢字です。
末広がりで画数が少ない「大」は「楽」との愛称も良く、字面のバランスも整っています。
楽しいことがより大きく、明るい人生を送って欲しいという願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「楽」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

楽和(ささな)

和む、和らぐの「和」と組み合わせた女の子の名前です。
リラックス効果もある音楽も意味する「楽」との相性が良い漢字です。
「和」は協調性も連想できるので、楽しみを分かち合えるような友達や協力し合える仲間に恵まれる姿も連想できるでしょう。
和風な響きで字面も明るい印象になる名前です。
協調性を持ち、楽しく穏やかな人生を送れるようにと願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「楽」を使った女の子の名前をすべて見る

「楽」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 390
2 11 げん、つる。 楽器に張る糸、糸を張った楽器、弦楽器の総称。 27
3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 183
4 12 あおい。アオイ科の植物の総称。 239
5 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 71
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 185
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 53
8 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 215
9 12 草木のは。葉のように薄く、平たいもの。葉のような形をしたもの。1枚の紙、紙などの枚数を数える単位。葉を数える単位。区切られた時代、世。重ねつぐ世、時代。末(すえ)、端(はし)、分かれたもの。 33
10 4 いつくしむ、いつくしみ、思いやり。親しみ、情け。人、人を敬っていう語。人のこころ、人道。徳をそなえた人のこと。 29

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