「都」の意味、読み方や画数は?都に込める願い、都を使った名前一覧

都

意味&イメージ
みやこ。天皇、一国の王の居城がある土地。人が集まる町、大きな町。都を定めること。雅やか、上品で美しいこと。 集まる、集める。統率する、取りまとめる、統べること。すべて、ことごとく。など。
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漢字の意味から「都」は「リーダー 古風・和風」のイメージがあります。 ▼「都」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「都」は様々な読み方があり、一文字の名前では「みやこ」など、二文字名は「伊都(いと)、晴都(はると)、結都(ゆいと)、朔都(さくと)」などがあります。 ▼「都」を使った名前一覧を見る
画数 11画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり いち・くに・さと・ひろ・よし
訓読み みやこ【表外読み】すべ(て)
音読み ト・ツ
部首 阝(おおざと/おおざる)
学習漢字 学習漢字3年
熟語 古都(こと)・旧都(きゅうと)・首都(しゅと)・故都(こと)・帝都(ていと)・奠都(てんと)・遷都(せんと)
他字体  旧字体・人名用漢字
意味 みやこ。天皇、一国の王の居城がある土地。人が集まる町、大きな町。都を定めること。雅やか、上品で美しいこと。 集まる、集める。統率する、取りまとめる、統べること。すべて、ことごとく。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「都」の意味

  • みやこ。天子の居住地。
  • 人口が多く、政治、経済、文化などの中心となる賑やかな土地。首都。
  • 雅やか。美しい。都風であか抜けている。
  • 統べる。まとめる
  • すべて、ことごとく
  • 東京都

「都」は、天子が座す土地や政治の中心である場所を指す漢字です。

首都圏や都心などで馴染み深い「都」ですが、実は旧都、古都、三都、新都、遷都などたくさんの熟語がある漢字でもあります。

地理で見た経験のある人も多いでしょう。「都」は人口が多く、文化や経済、政治の発信地でもあります。

華やか、雅やかな「都」

多くの人が集う賑わいのある街である「都」は、地方にはない独特の華やかさや賑やかさ、雅やかさのある憧れの地として認知されてきました。

上品で美しい様子を「都雅」とも言います。

統率の意味も

また日本の首都である「東京都」を意味する漢字でもあり「都」だけで統率する、まとめるの意味も持ちます。

都統、都督などの熟語でも知られています。話し言葉や文章でも頻繁に登場する都合、都度にも「都」が含まれています。

あまり知られていませんが全て、合わせて、ことごとくの意味も持ちます。

「都」の名前の意味やイメージ、名前に込める願い

「都」は、首都などから人が集まる賑やかな場所、文化や情報の発信地としてのイメージが強い漢字です。

情報収集能力に長け、トレンドをいち早く把握するために先見の明にも恵まれるはずです。

周囲をよく見て冷静に判断できるだけでなく、人の話を素直に聞ける姿も想像できます。

あか抜けた雰囲気からは恵まれた才能を感じられるだけでなく、これからの都を作っていく先駆けにもなるはずです。

また、人が集まるような魅力に溢れ、笑顔が多く朗らかで話していて楽しい雰囲気を連想できます。

古風で上品なイメージも

「都」は「古都」の熟語にもあるように、日本らしさや奥ゆかしさのイメージもあります。

都の住人らしい上品さや気品も身につくはずです。

リーダーシップを発揮できる

統べるの意味から、リーダーシップを発揮させ人々の中心に立って導く人になれるでしょう。

どんな事があっても臨機応変に対応できて、都のように人生が繁栄するようにと願いを込められる漢字です。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 都会
  • 賑やか
  • 魅力的
  • 活発
  • 健康
  • 情緒
  • 上品
  • あか抜けた
  • 雅やか
  • カラフル
  • 朗らか
  • 素直
  • リーダーシップ
  • 判断力
  • 洞察力
  • 力強い
  • 古き良き
  • 繁栄

これらのイメージから、「都」がつく名前にこのような由来や意味を込めることができます。

周囲の人に恵まれ、愛される人に育つように

都のように、人生が繁栄するよう努力できる人に育つように

伝統を重んじ、地に足がついた堅実な考え方ができるように

「都」の読み方いろいろ

「都」の画数は11画。小学校3年生で習う漢字です。

「都」の音読みは「ツ、ト」、訓読みでは「みやこ、すべ(て)」と読みます。

名前に使える読み方は「いち、くに、さと、づ、とし、ひろ、みや」など様々です。

「都」は「みやこ」の響きで、1文字で名付けることができます。

和風で可愛らしい響きから、名付けに根強い人気を持つ漢字です。

止め字として人気

名付けでは、特に添え字として「と」の響きが使われることが多く、中性的な印象も与えるでしょう。

同じく「と」の響きで人気のある「斗」「人」「翔」などよりも字面がすっきりとしているので、他の漢字とも組み合わせやすいのが特徴です。

頭字・添え字どちらも幅広く名付けに使えるので、華やかで堅実な印象を与えます。

都の漢字の成り立ち・由来

「都」は、「者」と「阝(邑)」を組み合わせた漢字です。

また「ノ」の下に点がある「都」が旧字となります。

「者」は「ノ」と「土」と「曰」に分けることができます。

成り立ちは諸説ありますが、「者」は、土に交差させた木の枝「ノ」を神様への祈りの言葉が書かれた祝詞を入れる「曰」の上にかけられている様子を表しています。これは塀を意味します。

さらに人が集まって暮らす集落を意味する「阝(邑)」を組み合わせることで、強固な塀に守られた「都」を意味するようになりました。

土の塀はやがてレンガや石垣や深い堀に変わり、今でも名古屋城や大阪城などの歴史的な観光地で目にすることができます。

「都」の漢字の説明の仕方

  • 都会の「都」
  • 田坂都の「都」
  • 村上真都ウラールの「都」

「都」を使った熟語

北嶺南都(ほくれいなんと)
北嶺とは延暦寺、南都とは興福寺のことです。
北嶺と南都を逆にして南都北嶺と言うこともあります。
平安時代後期、最澄が比叡山延暦寺にて天台宗を開き南都六宗に対抗した時に生まれた四字熟語です。
南都諸大寺のうち興福寺が発展した後、延暦時と興福寺はそれぞれの利権を守るために僧兵を率いて院政や諸国の受領に対抗しました。
朝廷もこの二つの寺には手を焼いたそうです。
当時盗賊から寺院を護るために僧兵は不可欠な存在で、特に延暦寺、興福寺、園城寺の僧兵は皆手練れで強かったと伝えられています。
都雅(とが)
上品で優美な様、洗練された雅やかな様を意味しています。
「都」という場所は、夢や希望も溢れているため良くも悪くもたくさんの人々が集う場所です。
都会の雰囲気に見事に合わせ、お洒落で気品あふれる淑女やマダムも街を歩いています。
今でも都には、富裕層が多く住んでるイメージがあります。
お洒落な衣服も集う都では、目新しい衣服を身に付けたり追及したりするハイカラさんも多くいますよね。

「住めば都」と「住まば都」の違い

「住めば都」といえば、田舎に移り住んでも住み慣れれば都のように便利でいいところだという意味の言葉です。

最近ではあまり使われませんが、似たような言葉で「住まば都」というのがあります。

似た形ではありますが意味は正反対で、どうぜ住むなら田舎よりもお洒落な都会の方が良いという意味です。

交通手段が発達した現代において、都会に住む住まないは人によって賛否両論です。

住んでいる内にその土地に馴染み、良い所だなと思えたらそれ以上に幸せなことってないですよね。

「都」がつくおすすめの名前~名前の由来&意味付け~

「都」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

「都」が付く女の子の名前(由来&意味付け)

都((みやこ)

シンプルに1文字で名付けられた女の子の名前です。
古都・京都を彷彿とさせる奥ゆかしさや雅やかさを与えます。
日本らしさも兼ね備えているので、伝統を大切にしつつ新しい文化を発信することに意欲的な姿が想像できます。
優しくも自分が信じる確固たる芯の強さを持っているので、自分の力で人生をより豊かにできるでしょう。
パッと見ただけでも非常に読みやすく覚えやすい名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「都」がつく女の子の名前をすべて見る

「都」が付く男の子の名前(由来&意味付け)

蒼都(あおと)

男の子の名付けに人気のある「蒼」と組み合わせた名前です。
「蒼」とは、青色よりももっと深く瑠璃や海、空の色の総称です。草木が生い茂っている様子も意味します。
爽やかなイメージを与え、「都」らしいクールで洗練された雰囲気も感じられるでしょう。
情が深く、人々の中心に立つ姿も連想できます。
笑顔が爽やかで周囲の人に愛されるような人に育つように、と願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「都」がつく男の子の名前をすべて見る

「都」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 390
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 183
3 11 げん、つる。 楽器に張る糸、糸を張った楽器、弦楽器の総称。 27
4 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 185
5 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 70
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 73
7 14 すい、みどり。青と黄色の中間色、緑色の木や草、新緑、カワセミの雌。 67
8 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 119
9 12 草木のは。葉のように薄く、平たいもの。葉のような形をしたもの。1枚の紙、紙などの枚数を数える単位。葉を数える単位。区切られた時代、世。重ねつぐ世、時代。末(すえ)、端(はし)、分かれたもの。 33
10 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 214

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