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書道の日(11月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日書道の日(11月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月2日は「書道の日」。今回は「書道の日」の意味や由来を解説します。

また、「書道の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に書道関連の事業を行う方は参考にしてみてください。

「書道の日」の意味・由来とは?

11月2日は「書道の日」です。「正しい美しい愛の習字」を基本理念として、書道文化の向上、書道教育や習字教育の振興と普及などを目的に活動を行う公益財団法人日本習字教育財団が制定しました。

日付は「いい(11)文字(02)」と読む語呂合わせから。多くの人に手書きで文字を書くことに親しみを持ってもらい、手書きの大切さを伝えていきたい、という願いが込められています。

なお、11月2日は「習字の日」でもあり、こちらも公益財団法人日本習字教育財団が制定。記念日の由来や目的も同様です。

書道に関するイベント情報や関連商品をプレスリリースで紹介したり、書道の魅力を発信したり、多様な施策に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「書道の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「書道の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「書道の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「書道の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「書道の日」を元に発信をする流れ

「書道の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「書道の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「書道の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「書道の日」を広報PRに活かした事例

「書道の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「書道の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「書道の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.保育サービス内でオンライン書道体験を開講

オンライン保育アプリ「NannyME(ナニーミー)」を運営する株式会社七色は、書道アーティストのMOGRA(もぐら)氏によるオンライン書道体験を開講することをプレスリリースで発表。NannyMEは、子どもを少しの間見ていてほしい家族(ME)と子どもを見守るスキルを持ったNannyをオンラインでつなぐ見守り保育サービスです。

プレスリリースでは、「NannyME」の目的を端的に記載。サービス利用者である育児中のパパ・ママからの希望の声を受け、書道に関する開講が決まったという経緯も紹介しています。企画の魅力が伝わるように、MOGRA氏のプロフィール、主な実績活動、コメントを掲載しているのがGOOD。

「書道の日」にちなんだ事例ではありませんが、「子どもにクリエイティブなレッスンをさせたい」という利用者の声に寄り添い生まれた書道体験は、今後書道に関する広報PRを考える際の参考になる事例といえるでしょう。

参考:夏休み限定!「人気ライバーMOGRA×NannyME DX教育」開講 !自宅や学童でオンライン書道体験!

事例2.書道家の万美氏をゲストに迎えたラジオ番組を開催

人材データプラットフォーム「CYDAS」を運営する株式会社サイダスは、最新テクノロジーの活用による人事・経営の成功事例やノウハウが1日で学べるリアルイベント「CYDAS PARTY 2023」の開催についてプレスリリースを配信。おちまさと氏がMCを務めるラジオ番組『才能人』にて、書道家の万美氏をゲストに迎える特別イベントの詳細やタイムテーブルを公開しました。

プレスリリースでは、「CYDAS PARTY 2023」特設サイトの案内とともに、『才能人』がどのようなラジオ番組であるかを紹介。登壇者のプロフィールや関連するインタビューを掲載後、リアルイベントのタイムスケジュールなど、項目ごとにわかりやすく記載した構成がGOODです。

記念日に関する発信ではありませんが、ゲストである書道家をフックに、イベントの10日前にプレスリリースを配信することで、より多くの人に認知を広げた事例ではないでしょうか。

参考:世界を巡る書道家 万美×おちまさとによる生対談が実現!9/15「CYDAS PARTY 2023」にて、ラジオ『才能人』特別イベント開催

事例3.訪日外国人を対象にした書道体験サービスをホテル内で開始

株式会社サン・クレアが運営するホテル「LAZULI Hiroshima Hotel & Lounge」は、訪日外国人を対象に「日本へ来たらやりたいことがLAZULIで叶う」をテーマにした書道体験サービスの開始をプレスリリースで配信。日本文化体験が出来る第1弾として、広島県の伝統工芸品である熊野筆と大竹産和紙を使って自分の名前を漢字で書くという企画です。

プレスリリースには、企画の経緯とし訪日外国人から書道は日本に来たらやりたいことの1つとして声をいただいたこと、近年アートとして注目されていることなどを記載。第1弾となる書道体験サービスをはじめ、日本文化体験を企画し提供することを綴っています。書道体験で使用する広島県産書道道具の紹介や、担当者の想いを記しているのもサービスの魅力が伝わりやすくGOOD。

「書道の日」にちなんだ事例ではありませんが、書道に関するイベントやサービスを開始する際の参考となる要素が詰まった参考事例です。

参考:インバウンドの“日本に来たらやりたいこと”がホテルで叶う!熊野筆と大竹産和紙を使って自分の名前を漢字で書く【書道体験サービス】2月1日より開始

「書道の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月2日の「書道の日」は、特に書道に注目が集まるきっかけになる日です。

書道家はもちろん、書道教室を運営する方や書道関連の書籍、道具などを販売する方にとっては特に、「書道の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「書道の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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