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ギョーザの日(3月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ギョーザの日(3月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

3月8日は「ギョーザの日」。今回は「ギョーザの日」の意味や由来を解説します。

また、「ギョーザの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食店の運営に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ギョーザの日」の意味・由来とは?

3月8日は「ギョーザの日」です。冷凍餃子などを販売する味の素冷凍食品株式会社により制定されました。

餃子発祥の地である中国では旧正月に餃子を食べる風習があることから、かつては旧正月の日が「餃子の日」とされていました。2022年に、味の素冷凍食品株式会社が同社の「ギョーザ」発売50周年を記念して3月8日に「ギョーザの日」を制定。一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。

日付は、1972年の3月8日に味の素冷凍食品から初めて冷凍餃子が販売されたことにちなんでいます。また、「み(3)んなでギョーザを食べてハ(8)ッピー」になるという語呂合わせの意味もあります。

味の素冷凍食品株式会社は、「ギョーザの日」に合わせてSNSキャンペーンなどを実施しています。

「ギョーザの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ギョーザの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ギョーザの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ギョーザの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ギョーザの日」を元に発信をする流れ

「ギョーザの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ギョーザの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ギョーザの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ギョーザの日」を広報PRに活かした事例

「ギョーザの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ギョーザの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ギョーザの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「ギョーザの日」にちなみ、エビ蒸し餃子が食べられる店をGoogleマップで公開

餃子検索サイト「くいれぽ餃子」を運営する株式会社Cuisine Reportは、3月8日の「ギョーザの日」に合わせて、横浜中華街と都内でエビ蒸し餃子が食べられる店をピックアップしGoogleマップで公開。詳細をプレスリリースで配信しました。

記念日にちなんだプレスリリースであることがひと目で伝わるタイトルがGOOD。本文では、エビ蒸し餃子『蝦餃(ハーガオ)』の歴史から「ギョーザの日」について掲載しています。年間約200種の餃子を食べるという同社代表によるエビ蒸し餃子のおすすめポイントについてを紹介しているのもGOODです。

参考:3/8は「ギョーザの日」!2023年は餃子界きっての可愛い餃子“エビ蒸し餃子”に注目!横浜中華街と都内のエビ蒸し餃子を食べられるお店のマップをGoogleマップで公開

事例2.老舗味噌蔵の八丁味噌を使った「味噌煮込み餃子」を販売開始

有限会社アイズが運営する餃子ダイニング「名古屋羽根付き餃子 にこにこ餃子」は、新商品「味噌煮込み餃子」を2024年1月22日より販売開始することをプレスリリースで配信。愛知の老舗味噌蔵の八丁味噌を使用した餃子です。

記念日に直接絡めたプレスリリースではありませんが、シズル感のある新メニューのイメージをアイキャッチに設定して読み手の興味・関心を引きつけているのがGOOD。味噌へのこだわりや提供方法についてをそれぞれ写真掲載とともにわかりやすく紹介しているのも参考になります。

参考:名古屋の新グルメ「味噌煮込み餃子」が誕生!餃子専門店にこにこ餃子で1月22日(月)より提供開始

事例3.2025年卒の学生向けに社長と餃子を食べるインターンシップを実施

全国で約20種目の部活動イベントを開催する株式会社おもれいは、2025年卒の学生を対象に「【チャレンジ企画】社長と餃子を食べるインターンシップセミナー」を開催することをプレスリリースで配信しました。

シンプルではありますが、「社長と餃子を食べるインターンシップ」という読みたくなるプレスリリースのタイトルがGOOD。「ギョーザの日」にちなんだ発信ではないものの、企画実施に至った経緯やイベントの概要を項目ごとに端的に記載しているのが参考になります。また、これまで実施した過去の企画を紹介したうえ、企業情報を記すことで、どのような取り組みをしているのかのアピールにもつながります。

参考:【25年卒向け】社長と餃子を食べるインターンシップを開催

「ギョーザの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ギョーザの日」は、ギョーザに注目が集まるきっかけとなる日です。

飲食店を運営する企業の方や、ギョーザの製造・販売に携わる方にとっては特に、「ギョーザの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ギョーザの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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