目上の人や上司にご馳走してもらったり、取引先との飲み会があったりという人も多いと思います。そんな時は帰り際にきちんとお礼を伝えることはもちろん、翌日にしっかりとお礼のメールを送っておくのが大人のマナー。しっかりお礼のメールを送っておくだけでも好感度は変わりますし、何より今後の付き合いもスムーズに進むというもの。そこで今回は様々なシーンに合わせたお礼メールの例文をご紹介します。
ご馳走になった上司に、お礼のメールを送ろう
飲み会で上司におごってもらった!という時も、「上司だから当たり前」と思うのではなく、そこはきちんとお礼を伝えるようにするのが重要。しっかりと感謝の気持ちが伝わればよいので、長々と長文を書く必要はありません。以下の例文を参考にして、上司にお礼をしてみてくださいね。
上司へ送る例文パターンその1
○○課長(役職名)、昨日はごちそうになり、ありがとうございました!
美味しい食事を食べながら、仕事の相談にもいろいろと乗っていただき、とても有難く思っています。これからは、仕事でもしっかりとお返しができるように頑張りたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎお礼申し上げます。
上司へ送る例文パターンその2
昨晩は、すっかりとごちそうになり、ありがとうございました。
仕事のことだけでなく、○○部長(役職名)のプライベートのお話もお聞きすることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
まだまだ未熟者の私ですが、一日も早く会社のために貢献できますよう頑張ります!
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。
取引先の飲み会に招かれた後のお礼メール
社会人として仕事をしていると、取引先の飲み会に招かれるというケースもあるもの。こういった場合は社内よりももう一段、気を遣いますよね。もし仕事の取引先から飲み会に招かれた場合は、翌日に以下のようなお礼のメールを送るのもよいでしょう。
取引先へ送る例文パターンその1
いつもお世話になっております。
株式会社○○の△△(名前)です。
昨日はご馳走様でした!新年早々ありがとうございました。
仕事の枠を超えていろいろと話ができたこともあり、本当に楽しかったです。
次の機会はぜひお返しをさせてください。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎお礼まで。
今後とも宜しくお願い致します。
取引先へ送る例文パターンその2
○○社 △△様
いつもお世話になっております。××商事の□□です。
先日は宴会の席を設けていただき、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
△△様をはじめ、○○社の皆様と貴重な時間を過ごせたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
また、普段はあまりお聞きしないような話題もあり、とても興味深く思いました。
近々、こちらでも宴会の席を設けたいと思っていますので、ご参加いただければ幸いです。
本当にありがとうございました。
取引先を接待した場合に送るお礼のメールも
今度は逆で、あなたが取引先を接待したという場合にも、出席してくれた取引先にお礼のメールを出しておくのがスマートですよね。忙しい中、お付き合い頂いたことへの感謝とお礼の気持ちを、メールに含めるようにするのが良いですよ。
接待した取引先へ送る例文パターン
お世話になっております。○○商事の△△です。
先日は、お忙しい中、お付き合い誠にありがとうございました。
□□様と楽しい時を過ごすことができ、大変嬉しく思っております。
ついつい時間を忘れてしまい、長い時間お引き留めしてしまい申し訳ありませんでした。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎお礼申しあげます。
今後ともよいお付き合いを宜しくお願い致します。
お礼メールを送る際に気を付けておくべきポイントとは?
お礼メールを送る際、気を付けたいポイントがいくつかあります。1つ目は「タイミング」。とにかく飲み会後の近日中に送ること。遅くても3日以内にはメールを送るようにしましょう。2つ目は、相手の立場に敬意を払うこと。せっかくお礼メールを送ったのに、「態度が偉そう」とか「馴れ馴れし過ぎる」といったマイナスの印象しか残さないとしたら残念です。相手に失礼がないようなメール文を送るように注意しましょう。最後に、お礼メールは長過ぎないこと。長いメールは、忙しい相手にとって迷惑以外のなにものでもありません。感謝の気持ちを伝えるだけに留めて、短いメールを心がけてくださいね。
著者・SPECIAL THANKS
森山まなみ
湘南エリアの真ん中で理想スローライフを追い求めつつも、
いつまでたってもバタバタな働くママ。会社員歴9年+専業ライター歴8年。
湘南生活6年生。5児+1にゃんこのママ歴14年です。