コンチネンタルは12月19日、米国ラスベガスで2018年1月に開催されるCES 2018において、次世代の交差点安全技術を初公開すると発表した。
交差点は、車両と車両、または車両と人・自転車など、交通事故が最も多く発生する場所。コンチネンタルの次世代の交差点安全技術、「インテリジェント・インターセクション・テクノロジー」は、交差点での事故を減らすために開発された。
コンチネンタルは、最新の「Vehicle-to-X」(V2X)通信とセンサー技術を導入。車両と車両、車両と信号機などの交通インフラの間で通信を行う。センサーは交差点内のすべての道路利用者を検出し、これらの物体の位置と動きを、V2X技術を搭載したすべての接近車両に伝える。
カメラ、レーダー、LiDAR(ライダー)などのセンサーは、交差点のコーナーに配置。すべての道路ユーザーを検出し、そのリストをセンサー統合ユニットに配信する。車両のDSRC制御ユニットがメッセージを受信すると、車載システムがドライバーに警告を発するなどして、衝突事故を回避する。