婚約指輪の後悔しない選び方と購入までの流れを解説!サプライズならどうする?

婚約指輪の後悔しない選び方と購入までの流れを解説!サプライズならどうする?

彼女へのプロポーズの際に購入し、渡すことが多い婚約指輪。一生に一度の買い物で、大事な人への贈り物だからこそ真剣に選びたいですよね。
しかし「婚約指輪」と一言で言っても種類は豊富で、選択肢も豊富です。

ここでは婚約指輪の選び方、意識すべきポイントやダイヤモンドの品質基準まで徹底的に解説します。

2023年11月14日更新

Contents

  1. そもそも婚約指輪って?
  2. 婚約指輪と結婚指輪の違いは?
  3. 婚約指輪を贈る意味
  4. 婚約指輪は誰が選ぶ?
  5. 男性ひとりで選ぶ場合のメリット・デメリット
  6. ふたりで選ぶ場合のメリット・デメリット
  7. 婚約指輪の相場について
  8. 婚約指輪の相場は、「20万円~30万円」
  9. 婚約指輪のダイヤモンドについて
  10. 婚約指輪の価格は、ダイヤモンドの価格によっても大きく変動!<ダイヤモンドの評価基準4Cについて>
  11. こだわりたい要素と妥協できる要素を明確にして、ダイヤモンドを選ぶことがおすすめ!
  12. 婚約指輪購入までの流れ
  13. 1、来店予約
  14. 2、オーダー
  15. 3、納品
  16. 婚約指輪の後悔しない選び方のポイント
  17. 婚約指輪やダイヤモンドに関する基礎知識をつけておく
  18. 相手のこだわりを事前に聞いておく
  19. 予算を下げすぎない
  20. プロポーズリングを用意する
  21. 余裕をもったスケジュールで準備する
  22. ふたりの未来を作る第一歩、後悔しないように婚約指輪を選ぼう

そもそも婚約指輪って?

プロポーズ=婚約指輪のイメージが一般的ですが、なぜそのタイミングで渡すのか、どのような意味合いなのかを知っている人は少ないかもしれません。

ここでは、そもそも婚約指輪とは何で、結婚指輪とどう違うのかどのような意味が込められているのかをご紹介します。

婚約指輪と結婚指輪の違いは?

結婚や婚約に際し、出てくるのは結婚指輪と婚約指輪の二つです。
それぞれ違う意味を持ちます。

婚約指輪…エンゲージリングとも呼ばれ、結婚の約束を交わした証し・結婚への申し込み・結婚を約束した関係性であることを証明するものとされています。
男性から女性に贈られることが多く、男性が支払う・購入することがほとんどです。最近ではリングの他、職業等の関係でピアスなどにする人もいます。

結婚指輪…マリッジリングとも呼ばれ、こちらは婚約指輪と違い、結婚をした印にふたりで
用意するものであり、お互いが戸籍などの法的部分でもパートナーであることを示します。
結婚式などの「指輪の交換」はこの結婚指輪にあたります。男性が購入することの多い婚約指輪に比べ、結婚指輪はふたりでお金を出しあう、ふたりの家庭からお金を出すことが多い傾向にあります。

婚約指輪を贈る意味

「プロポーズだけではダメなの?」「婚約指輪にはどんな意味があるかいまいちわかってない」という方も多いでしょう。

婚約指輪は、その昔婚姻の際に「価値のある品物」を「新郎の家から花嫁の家に」と贈られたものです。昔は今よりも何があるかわからない時代であり、結婚後に事業が傾くことなども多く、「何かあった時、不自由させないためこの指輪を売ってお金を作り夫婦共に生きていこう」と言った意味があったとされています。

現代では「これからの人生を一緒に歩んでいきましょう。」「この指輪に誓って幸せにします」と言った意味を持つと言われています。

婚約指輪は誰が選ぶ?

プロポーズの際に渡すことの多い婚約指輪ですが、プロポーズはサプライズなことが多く、そうなると男性がひとりで買いに行くイメージでしょう。最近では、プロポーズと一緒ではなく、プロポーズ後に一緒に買いに行くパターンも増えています。
男性ひとりで買いに行くのと、ふたりで見に行くのはどちらが良いのでしょうか?

男性ひとりで選ぶ場合のメリット・デメリット

婚約指輪は、男性ひとりで買いに行くイメージも強いでしょう。男性ひとりで選ぶ場合のメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

【メリット】
・サプライズプロポーズができる

【デメリット】
・サイズ直しなどのアフターケアが必要
・デザインや好みがわかっていないと難しい

男性ひとりで買いに行き、サプライズプロポーズで指輪を渡されるのはとても素敵で女性が憧れることのひとつでもあります。しかし、薬指をはじめとして女性の指は男性に比べると細いことやリングサイズ・つけ心地もブランドによって違うことなどがあるので注意点です。サプライズプロポーズ後にお直しに出すカップルも多いため、購入する際ジュエリーショップに確認しましょう。

ふたりで選ぶ場合のメリット・デメリット

一方でふたりで選ぶ場合のメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

【メリット】
・自分に合ったサイズをえらべる
・デザインや素材などにこだわれる

【デメリット】
・サプライズ感がない
・プロポーズと一緒ではない

ふたりでいくことでサイズミスやオーダーミス、細かな調整などにもミスがなく進めることができる一方で、サプライズ感はないためプロポーズの際にイメージする「指輪をパカっと」などは難しいでしょう。
また、なかにはふたりで一緒に見に行き、選択肢や候補をいくつか出しておき、その中から男性が選んで決めるカップルもいます。

婚約指輪の相場について

婚約指輪にはさまざまなデザインがありますが、価格も違います。結婚準備にもお金がかかるため、価格の相場などは知っておきたい、参考にしたいところでしょう。
ここでは、価格相場をご紹介します。

婚約指輪の相場は、「20万円~30万円」

婚約指輪の相場はおおよそ20〜30万円程度。“婚約指輪は給料の3ヶ月分”とは言いますが、平均額が20〜24万円の現在の社会で考えれば60万円ちかくかかります。フレーズとしては、広く知られていますが、そこまでの高価格帯の婚約指輪ではなく20万〜30万円のものを選ぶ人が多い傾向です。一方で、10万円~20万円未満の婚約指輪は低価格帯と言われていますが、質やダイヤの大きさにこだわる人にはおすすめできない場合も。

平均的な相場でもあるため、メーカーやブランドでも20万〜30万円で質が良くデザイン性に優れたものを取り扱っていることがほとんどです。

婚約指輪のダイヤモンドについて

婚約指輪にはダイヤモンドがついているイメージがあります。ダイヤモンドにもランクや種類があり、メレダイヤモンドやクラリティ、カラット数やパヴェなどと言った言葉は、聞いたことがある人も多いでしょう。婚約指輪を買う前に、ダイヤモンドの価格や基準を知っておきましょう。

婚約指輪の価格は、ダイヤモンドの価格によっても大きく変動!<ダイヤモンドの評価基準4Cについて>

ダイヤモンドには、国際的な評価基準が設けられています。
この評価基準は「4C(ヨンシー)」といい、ダイヤモンドの価格にも大きく影響します。
4Cとは、Carat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)の4つことを言います。

【Carat(カラット)】
ダイヤモンドについて調べた時、1番わかりやすい指標として出てくることの多い」、Carat(カラット)。
Carat(カラット)は、宝石の重さを表す単位で、1カラット(ct)=0.2グラム程度です。Carat(カラット)数の大きさに比例し、ダイヤモンド自体も大きくなるため「カラット数が大きいものが良い」と言われます。

【Color(カラー)】
ダイヤモンドは、一見透明で透き通って見えますが実は色味がついていることもあります。
色味の濃さに応じてDからZまでの23段階でグレードがつけられ、カラーレスと言われるDに近いものから高額となります。

【Clarity(クラリティ)】
カラーは色味のことですが、一方でダイヤモンドの「透明度」を示す指標はClarity(クラリティ)です。
一見何もないように見えますがよく見るとダイヤの内部で、他の鉱物の結晶が含まれたり、表面には傷があったりするなどの特徴もあります。
そのため、FLからI3までの11段階で評価されます。

【Cut(カット)】
ダイヤモンドは人の手でカットが施されます。
形のバランス(プロポーション)・研磨(ポリッシュ)・カット面の対称性(シンメトリー)などを評価されるのがCut(カット)です。
Cut(カット)の綺麗さも、ダイヤモンドの輝きを引き立たせる大事な鍵、グレードは
エクセレント(EX)、ベリーグッド(VG)、グッド(G)、フェア(F)、プア(P)の5段階評価です。

こだわりたい要素と妥協できる要素を明確にして、ダイヤモンドを選ぶことがおすすめ!

ダイヤモンドのクオリティや評価は、求めれば求めるほど金額もアップします。
大切な指輪とはいえ、予算は限られているため、自分達にとっての重要だと思える点を見つけましょう。
こだわりたい要素と妥協できる要素は明確にして、婚約指輪とダイヤモンドについて検討しましょう。
存在感のあるダイヤモンドがいいのであればカラット数を、輝きや透明度を求めるのであればカラーやカットをなど、お相手の普段の行動や日常へのことも考えて選ぶと良いでしょう。

婚約指輪購入までの流れ

婚約指輪を実際に買うまでの流れはどのようなものなのでしょうか。婚約指輪を買うのは誰しも初めての経験。大事な彼女との未来を約束する指輪へ思いを込めて選ぶ瞬間です。予約の有無、デザインやサイズはどうすれば、スタッフさんには何を聞けばと、わからないことも多いでしょう。ここでは購入までの流れを簡潔にわかりやすくご紹介します。

1、来店予約

いきなりジュエリーショップにふらっといくのではなく、来店予約をすると確実です。特にブライダルに関わるリングは、オーダーやそのための準備をブランド側もする必要があります。来店予約があることで、どんな目的で、どこまで決まっていて、どんな案内をするかをブランド側も考えて案内してくれます。来店予約の備考欄などがあれば、婚約指輪を探している旨やデザインや予算などの希望を書いておくと話がスムーズに進む傾向にあります。

また、人気ブランドや人気のジュエリーショップは、シーズンなどによって来店予約をしていない人をお断りする場合も。結婚指輪選びは、一生物なので必ず来店予約をして店舗で実物を見ながら決めるようにしましょう。

2、オーダー

来店予約をし、スタッフさんなどと相談しながら婚約指輪をオーダーします。婚約指輪のオーダーには、大きく分けて3つあります。

【セミオーダー】
すでにブランドなどで用意している複数の選択肢の中からデザインや素材、ダイヤモンドなどを選び、組み合わせて注文します。オリジナリティのある、自分達だけのリングを作れるのはポイントです。また、価格が大きく変わるわけではないため、最近では一般的な購入方法です。

【フルオーダー】
セミオーダーのように選択肢から選ぶのではなくデザインや素材(ピンクゴールド・プラチナ・イエローゴールドなど)、ダイヤモンドを全て自分達が決めて作ってもらうのがフルオーダーです。サイドストーンやフォルムなども決められるので世界でひとつの指輪になるでしょう。その一方、価格が上がるため、予算をオーバーする可能性があります。

【既製品】
すでに作成され、カスタムされている婚約指輪のデザインをそのまま購入する形です。オーダーメイドやセミオーダーの時間がない、その場で試着などもしたい人にはおすすめです。名前の刻印やサイズ直しをしない場合、サイズが合えばその場で持って帰ることができるのは既製品の良いところです。

3、納品

オーダーから、手元に来るまでの納期目安はオーダー方法によってさまざまです。既製品であれば、早いとその日のうちに持ち帰ることができます。

刻印やサイズ直しをすることが多く、2週間から1ヶ月後に受け取るのが一般的です。プロポーズの日が決まっているのであれば余裕を持って見に行き購入しましょう。セミオーダーで3週間~1ヶ月半、フルオーダーは2~3ヶ月程度かかることが多いですが、細かな修正や傷の有無などで時間がかかる場合もあります。

また、お支払いはオーダー時に先払いする場合が多いですが、ブランドによっては一部先行入金後、完成品受け取りの際に残金を支払うなどもあるため自分の買うブランドで確認しましょう。指輪を受け取るときは、指輪以外に証明書やダイヤモンドの鑑定書などの書類がついてくるためしっかり保管し、アフターケア・アフターサービスなどについてもしっかりと回答をもらっておきましょう。

婚約指輪の後悔しない選び方のポイント

一生に一度の大きな買い物でもある婚約指輪、失敗したくないのはみんな同じでしょう。買って満足、プロポーズできて満足ではなく、これから長くつけていくものであり共に歩むパートナーへのプレゼントの意味もあります。ここでは後悔しないために、何を基準に選べばいいのか、どうしておくと良いのかをご紹介します。

婚約指輪やダイヤモンドに関する基礎知識をつけておく

ブライダルリングは、他のリングや宝石と違い特別です。ファッションリングではなく、婚約の証として贈るものなので、選ぶための知識を持ちましょう。婚約指輪やダイヤモンドに関する基礎知識をつけておくだけで、婚約指輪選びやブランドのスタッフさんとの話もスムーズに進みます。また、ダイヤモンドに関する知識は今後の知性としても役立つでしょう。

相手のこだわりを事前に聞いておく

相手のこだわりは、聞かない限りわかりません。特に婚約指輪は一生に一度の大きな買い物やサプライズです。相手のこだわりを事前に聞いておくこと「結局どんなデザインなら喜んでくれるのか」と悩みが出てきてしまいます。

例えば
・ソリティアではなくエタニティリングがいい
・金属アレルギー
・ホワイトゴールドがいい
など、細かなこだわりがある人も少なくありません。
いくら婚約指輪でサプライズであったとしても、気に入ったものでなければ普段使いもしない状態になるでしょう。相手のこだわりや、リングへの理想などを聞いておくことをおすすめします。

予算を下げすぎない

婚約指輪の価格は安価なものもたくさんあります。しかし、予算を抑えたい、骨格別にはお金をかけたくない、と予算を下げすぎないようにしましょう。「どこまでなら出せる」「どこまで何をカスタムして満足するか」などを考えましょう。一生物の買い物なので「この金額で良いか」「予算は大事だけど、どこまで許せるか」などを決めておくと良いかもしれません。

プロポーズリングを用意する

「リングはふたりで買いに行きたい」「プロポーズの後にふたりで決めたい」というカップルも増えています。その場合はプロポーズリングを用意し、プロポーズをしましょう。プロポーズリングとはサプライズプロポーズのための専用リングのことで雰囲気を壊すことなくプロポーズの演出ができます。後日ふたりでジュエリーショップなどで買うと失敗も防げるでしょう。

もらったプロポーズリングは、結婚式のウェルカムスペースに飾る、他のジュエリーと飾っておくなど見るたび思い出が蘇るものとなります。

余裕をもったスケジュールで準備する

プロポーズリングも婚約指輪も、今日オーダーして明日できるわけではありません。あまりギリギリのスケジュールを立ててしまうと、ばたついてしまい当日リングの受け取りを忘れてしまうなど、トラブルも起きかねません。プロポーズに対する緊張や不安で、あたふたする前に、準備を整えておくと良いでしょう。

プロポーズのセッティング・装飾などを含め、安心して準備ができる期間を用意するのがおすすめです。カスタムをするかしないか、プロポーズリングのみかなど​​を重視し、事前に納品までどのくらいかかるか調べておくと良いでしょう。

ふたりの未来を作る第一歩、後悔しないように婚約指輪を選ぼう

ひとえに婚約指輪と言っても、シンプルなものから華やかさあるものまでさまざまです。しかしどのリングも、これからふたりの未来を約束する魅力を持つリングであることは間違いありません。Instagramの投稿などを見れば、さまざまなシーンやケースでのプロポーズがあり、どれも素敵に見えます。

しかし、大事なのは目の前の彼女を喜ばせること、目の前の彼女との未来です。彼女のためにリサーチやチェックをし、ふたりの未来の約束を指輪に込めて贈りましょう。

本記事は、2023年11月14日公開時点の情報です。
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