2023年11月13日
ROCツーリング番外編 (崎津集落に思いを遂げる)
写真による展開もどうぞ。
↓
崎津集落に向かっています。熊本県の天草です。
というのも、とある写真にひと目惚れしたから。そこには集落のもつ風情が現れていました。撮影したさとあつさんにこの話しをしたところ、番外編として組んでくれたんです。
本日、空はどこまでも晴れわたるピーカンです。いい旅になりそう。
7時間半のドライブを経て着きました。天草の崎津集落です。
まずは湾の対岸から見ます。これが求めていた風景。思い描いていた隠れキリシタン時代の建物かと思いきや、フツーのモルタル住宅です。まぁ・・そうですよね(苦笑)。
中央に教会が見えます。込み入った住宅の中に建っていました。当時よく受け入れられたなぁと。
次に集落側へ移りました。ここは河口に位置するところ。その水辺に立ちます。護岸には舟を留める桟橋がありました。
こういう海沿いの生活、いいですよね。
目の前の市場を見ます。水揚げされた魚に目をやれば馴染みの種類が多い。
トロ箱に入っているのはハモかな?。
そしていよいよ集落に入ります。車も通れない路地を歩きます。その狭さから昔の生活に思いを馳せます。家と人が寄り添って生活してきたのでしょうね。求めていた風情の始まりか。
なのに店にはスイーツが売っているんですよ。中身は現代です。期待通りにはならないちゅーか、まぁそこは仕方ないんだけど。
不意に教会が現れました。寄り添うように立ち並ぶ民家の中に建っています。これを見ると教会は身近な存在だったことがわかります。周りもきれいに掃除されていました。町の住民から大切にされてきたことが伺えます。
また、集落には背戸があるものです。その狭い先は海。
こんな小さな町で仏教とキリスト教徒はどのように折り合いをつけ、生活していたのでしょうね。私はそういう風情に触れたかったのです。そして、いろんな思いを巡らすことができました。よかった。
さて、時刻は6時。今日は遠く天草まで来ました。
海の向こうに陽が沈みます。もう暗くなるというのに家路へ急ぐ必要はありません。今日はここで泊まり。一日のことを思い出しながら、いつまでもいつまでも眺めていられるんです。その贅沢さ、旅の真骨頂は夕暮れにあり!、なのかも。
この後はお酒。牛深港近くの居酒屋。私は酔ってベラベラしゃべった気がします。ストレスが溜まっていたんでしょう。
ということで。
振り返れば一枚の写真に憧れを抱いて向かった天草・崎津集落への旅でした。
漁師町、昭和、そして異教キリシタン文化。昔に思いを馳せて、求めていた風情に触れた気がします。
ま、私ごときが当時の心に届くはずもないけど、憧れに触れ、思いを遂げることができました。
うれしかった。
Posted by ささ at 09:10│Comments(2)
│ロードスター
この記事へのコメント
いいツーリングが出来ましたね。
単独での7時間なら自由でしょうが、連なっていくとなると色々大変でしょう。
約10年前は天草の仕事が多く、ちょくちょく行ってましたが、最近は行けてないです。真玉の夕日もいいですが、天草の夕日も良かったでしょ
単独での7時間なら自由でしょうが、連なっていくとなると色々大変でしょう。
約10年前は天草の仕事が多く、ちょくちょく行ってましたが、最近は行けてないです。真玉の夕日もいいですが、天草の夕日も良かったでしょ
Posted by ホゴ丸 at 2023年11月14日 10:03
ホゴ丸さん
お察しの通り、連なって走ると信号で隊列が途切れたりします。そのたび先頭車両はその先でスペースを見つけ、途切れた後方車両を数台で待ちます。これが信号停止が重なって3つに分割されると大変です。先頭車両の技量が試されるわけです。私は一度経験して御免こうむりました。二度とイヤです(苦笑)。
それはともかく、天草の夕陽は抜群でした。天候や状況にも恵まれたんでしょうけど、1時間以上も眺めてましたからね。
お察しの通り、連なって走ると信号で隊列が途切れたりします。そのたび先頭車両はその先でスペースを見つけ、途切れた後方車両を数台で待ちます。これが信号停止が重なって3つに分割されると大変です。先頭車両の技量が試されるわけです。私は一度経験して御免こうむりました。二度とイヤです(苦笑)。
それはともかく、天草の夕陽は抜群でした。天候や状況にも恵まれたんでしょうけど、1時間以上も眺めてましたからね。
Posted by ささ at 2023年11月14日 21:38
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