【中央競馬】東京競馬場、先週2月10、11日のレース傾向まとめ 

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先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の東京芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆馬番
1~8番【10-8-5-65】連対率20.5%、全11R中10勝がここからで内~中目が有利。内有利なDコースではあるが3週目ということもあり、最内というよりも4~8番が8勝と出色。最終週の今週は中枠あたりが狙い目か。一方、9~16番【1-3-6-45】同7.3%と低調で今開催で外枠の出番はなさそうだ。

☆脚質
先行【5-4-4-23】連対率25%と優秀で、次点の差しも【4-6-4-33】同21.3%と健闘しており、中団前後が好位置だった。上がり最速馬が【6-3-1-5】と活躍しており、前で粘るタイプよりは、好位からキレる脚が使えるタイプが良さそうだ。ただ、追込馬ほど後ろになると【1-1-2-43】同4.3%と届かない馬場傾向だ。

☆その他
ノーザンF生産馬が【6-1-2-19】勝率21.4%、単勝回収率145%と黒字。同牧場19年以降の1回東京の芝成績を見ると美浦所属馬の場合【90-56-65-299】連対率28.6%、複勝率41.4%と素晴らしい。最終週ではあるが、該当馬がいればチャンスだ。


先週の東京ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1枠【1-0-0-21】複勝率4.5%、2枠【2-0-2-21】同16.0%と内枠不調のデータ。特に、芝スタートで外有利になりやすい1600m戦では1、2枠【1-0-1-16】と期待しづらい。その他枠はどこからでも好走馬が出ていたが、5枠【3-2-1-20】から11番人気が2勝を挙げており回収率では一強だった。

☆位置取り
逃げ【0-2-1-10】、先行【5-5-5-36】で、勝った馬は全て2番人気以内。単勝回収率23%と前方の馬はイマイチ妙味がなかった。対し、差し【5-6-5-55】同166%、追込【3-0-2-60】同151%と中団以降の馬が激走。上がり2位以内【10-5-5-8】連対率53.6%と決め手が必要な模様。今週のGⅠでも意識したいデータだ。

☆その他
馬体重500kg以上の馬が【5-6-5-36】複勝率30.8%と活躍。499kg以下は【8-7-8-125】同15.5%と好走率がほぼ半減。先週は凍結防止剤散布の影響か、湿った馬場ながらも時計がかかっており、パワーが求められる傾向にあった。今週も凍結防止剤の散布など公式の馬場情報は確認しておきたい。

【傾向まとめ】
・芝:枠は内~中目、上がりを使える先行、差し馬が優勢。1回東京芝のノーザンF×美浦所属馬は激アツ
・ダート:内枠劣勢、中団で上がりを使える馬有利。馬体重500kg以上の大型馬◯

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