日本最大級のスケール!日本三大鍾乳洞「秋芳洞」
秋芳洞正面入口
山口県・秋吉台国定公園の地下100mに広がる日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」。日本三大鍾乳洞のひとつで、国の特別天然記念物に指定されています。秋芳洞へは、バスを使って美祢駅から約30分、山口駅からは約1時間でアクセスできます。
入り口は、「秋芳洞正面入口」「エレベーター入口」「黒谷口」の3つ。「秋芳洞正面入口」は秋芳洞商店街の先にあり、お土産屋やご当地ソフトクリームなどの店が連なり、歩いているだけで観光気分が高まります。「エレベーター入口」「黒谷口」は駐車場が無料なのが魅力です。
パンフレットより
洞内の観光コースは約1km(総延長はなんと11.2kmを超える!国内第2位)、観光所要時間の目安は、約60分(往復約90分)です。筆者は今回、「秋芳洞正面入口」から入洞しました!
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入口からハンパないスケール!ゾクゾクきます!
ひんやりと冷気漂う杉木立を通り抜けると、秋芳洞の入口です。この入口からいきなりインパクト大! ぽっかり口を開ける岩の裂けめに「ここに入っていくの!?」と興奮しちゃいます。
洞内の温度は四季を通じて17℃で一定し、暑い夏も涼しく快適。逆に冬は温かいんですって。なんて素敵な観光スポットなんでしょうか。
ふと橋の下の水面を見ると、驚きの透明度と美しい青!! ここから車で約16分くらいのところに、別府弁天池という美しすぎるターコイズブルーの湧水池があるのですが、まさにその場所と同じブルーでした。
300円で体験できる「秋芳洞冒険コース」がすごい
入口から歩いてほどなく現れる青天井は、天井の高さ30m、幅50m近くある広くて大きな空間。入り口からの太陽光が水面に反射し、天井に水の青さが映し出されて青白く見えることからこの名がつきました。
この青天井付近の左手に、「秋芳洞冒険コース」の入口があります。1人300円で自由に体験できる、約100mの起伏にとんだ一方通行コースです。岩肌をはしごで登り、洞内を見下ろしたり、鍾乳石の間を穴くぐりをしたり、探検家気分! 暗くて足もとの悪いコースなので、備え付けの懐中電灯を必ず利用してくださいね。
小学校3年生以下は必ず保護者同伴、ハイヒールなど滑りやすい靴は禁止です。予約不要で、体験料300円は備え付けの料金箱に入れればOK。
秋芳洞冒険コース
体験料 大人・小人ともに 300円
※秋芳洞入洞料は別途必要です
9:00-16:00
※洞内の水の量が多いときは中止されることもあり
実は500枚もある!感動的な迫力の「百枚皿」
青天井を過ぎると次に現れるのは、秋芳洞の目玉とも言える「百枚皿」です。大きいものは3-4m、小さいものは10cmほど、無数の鍾乳石の「皿」が、まるで棚田のように広がっています。鍾乳石とは、地上の石灰岩を溶かした水が流れ込み再石化した造形物のこと。実はこのお皿、100枚ではなく500枚くらいあるそうです。神秘的すぎて、もはやダンジョンに迷い込んだ勇者の気分。
とはいえ、気が遠くなるような時間をかけてこの絶景ができあがったのだと思って眺めていると、なんだか厳かな心持ちにもなってくるのでした。
まだまだある「秋芳洞」映えフォトスポット
大松茸(おおまつたけ)
南瓜岩
千町田(ちまちだ)
傘づくし
黄金柱
透明度の高い地下水
いく価値あり!神秘的で冒険に満ちた「秋芳洞」
日本三大鍾乳洞のひとつである、山口県「秋芳洞」は、有名な百枚皿から予約不要の冒険コースまで、映えスポット満載の神秘的な観光スポット。美しさに心奪われるだけでなく、ワクワクする冒険心も満たしてくれるので、めちゃくちゃ満足度が高かったです!
秋芳洞名物 秋吉梨ソフト 300円(税込)
帰り道商店街で食べた梨ソフトクリームが絶品。冒険の興奮冷めやらぬ心身をクルーダウンするのにぴったりですよ。
商店街の途中で見つけた田園風景に心癒やされた
特別天然記念物 秋芳洞(あきよしどう)
山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1
入洞受付・閉洞時間 8:30~17:30 閉洞18:30 ※3月~11月 通常期
8:30~16:30 閉洞17:30 ※12月~2月 閑散期
※黒谷入口 ・エレベーター入口からの入洞は16:30まで
>>2023年 お盆期間中の秋芳洞営業時間等について休業日 年中無休(年末年始も通常通り営業)
入洞料金 ※令和元年10月1日改正
大人1,300円、高校生1,300円、中学生1,050円、小学生700円
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交通アクセス JR新山口駅からバスで約40分「秋芳洞」下車
中国自動車道「美祢東JCT」経由小郡萩道路「秋吉台IC」から車で5分
駐車場情報 正面入口付近
・市営第1駐車場(200台)
・市営第2駐車場(300台)
1日1回利用 普通車500円 バイク無料(第1駐車場のみ)
※高さ2.5m迄の制限あり
黒谷入口付近
・普通車120台、バス10台 ともに無料
エレベーター入口付近
・普通車150台、バス2台 ともに無料
https://karusuto.com/spot/akiyoshido/
※施設営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by shutterstock.com & kanoa]
kanoa ライター
自由とときめきを愛するライター。2児の母。都会のマンション暮らしを満喫しつつも、いつか田舎に移住し、縁側のある古民家に住みたいと憧れている。旅先で「ここでしか買えないお土産グルメ」を探すのが好き。特にパン屋を見つけると買わずにはいられない。
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