引っ越しの前にすること
日本で部屋を借りて住んでいる人は、契約で決められている日までに、部屋を貸している家主(大家)か管理会社に引っ越すことを知らせます。
部屋を出る1か月前までに知らせることが多いです。
引っ越しで住所が変わることを、次のところに知らせます。
- 電力会社、ガス会社、水道局
- インターネットのプロバイダー、NHK(テレビがある場合)
- 郵便局
- 銀行、クレジットカード会社、携帯電話の会社
住んでいる町の役所に「転出届」を出して、「転出証明書」をもらいます。
転出届は、引っ越しの14日前から出すことができます。
国民健康保険証や印鑑登録証を持っている人は、このとき返します。
引っ越しの後にすること
電気・ガス・水道を使いはじめる手続きをします。
引っ越したら14日以内に、新しく住みはじめた町の役所へ行って、「転入届」を出します。
このとき、転出証明書と在留カードを持って行きます。
前に住んでいた町で、国民健康保険証や印鑑登録証を返した人は、新しくもらう手続きをします。
自動車やオートバイの運転免許証を持っている人は、家の近くの警察署や運転免許更新センターへ行き、住所が変わったことを知らせます。
引っ越しで子どもが転校するとき
小学生・中学生の子どもがいる場合、通っている小学校・中学校に転校することを知らせて、「在学証明書」と「教科書給与証明書」をもらいます。
引っ越した後、役所に転入届を出すときに、「在学証明書」を見せて、「転入学通知書」をもらいます。
新しく通う学校に、「在学証明書」、「教科書給与証明書」と「転入学通知書」を出します。
これで手続きは終わりです。