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Staff Blog

更新日:2023.06.01

高い声の出し方や出ない場合の練習方法なども紹介

高い声の出し方や出ない場合の練習方法なども紹介

カラオケなどで歌う際、高い声のパートに差し掛かった途端に声が出なくなったり上手く歌えなくなったりするといった嫌な思い出はありませんか?

この記事では、そのような苦い経験のある方向けに、高い声の出し方や出ない原因とその対策も紹介していきます。

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高い声を出す際に意識すべきポイント

高い声を出す際に意識すべきポイント

実際に高い声を出す際に意識しておくポイントを抑えることで、必要なことを理解でき、高い声を出すことが可能になります。しかし、練習を積まなければいけないことは理解しておいてください。

 

以下では、高い声を出す際に意識すべきポイントを3つに分けて紹介していきます。

 

自分の音の高さを知る

まずは、自分の出せる声を理解する必要があります。この音の高さは普段歌っている音の高さではなく、自分の出せる限界の低い音から高い音を知ることです。つまり、自分の音域を知るということです。

 

音域を知る際に、低い声から高い声まで出すことで調べると思いますが、低い声でも高い声でも地声では声の出なくなるポイントがあるはずです。その部分はチェンジと呼ばれ、そこからの音は発声練習をおこない声を出せるようにしていきます。

 

発声練習は母音でおこなう

発声練習をおこなう際には、喉が開きやすい母音でおこないましょう。高い声を出す際に、前述したチェンジのポイントで多くの人は喉が締まってしまい、詰まりやすくなります。

 

そのため、喉の開きやすい「あ・お」などの母音で練習し、喉が開いた状態を体で覚えられるようにしましょう。

 

声を響かせるように歌う

高い声を出すには、前述したように喉が開いた状態で声を出すだけでなく、腹式呼吸で息を送り、声を響かせるように歌う必要があります。クラシックの歌い方では、頭声発声と呼ばれる頭に声を響かせるように歌う方法で喉を開いて高い声を出しています。ロック曲の高い声でもこの歌い方が多く使用されています。

 

また、高い声は自分の耳では聞こえにくい特徴があり、第三者に聞いてもらう必要があることも理解しておいてください。そのため、ボイトレ講師に自分の声を聞いてもらい適切なアドバイスを貰うと良いでしょう。

 

高い声の出し方を解説

高い声の出し方を解説

高い声を出す際に意識するポイントは理解出来たと思いますが、実際に出す方法も理解しなければなりません。そのため、以下では、高い声の出し方を段階的に解説していきます。

 

高い声が出る仕組みを理解しよう

まずは、高い声を出すには、仕組みを理解しましょう。主に声の高さは声帯の振動の速さで決まっており、高い声を出す場合には、声帯は前後に伸びるため薄くなります。また、男性よりも女性の方が声帯が小さく、振動する速さが速くなりやすいため、高い声を出しやすい傾向があります。

 

声帯を無理矢理振動させるために、強く息を出して振動を速くすることも出来ますが、この歌い方では声帯が締まって引っ張られてしまい、声帯に負荷がかかります。その為声が枯れてしまう原因に繋がります。

 

腹式呼吸をマスターする

高い声を出す際に、一瞬出せたが継続出来ないという経験はありませんか?この場合には、喉だけを使って声を出している可能性があります。喉だけを使っても高い声を出すことは出来ますが、声帯を上手く振動させると掠れ声になりにくいです。

 

そのため、高い声を出す際には、腹式呼吸を使って安定的に出す方法をマスターしましょう。腹式呼吸を使って高い声を出せる状態を維持出来るようにトレーニングすれば、途中で声が掠れてしまったり、ガラガラ声になってしまうのを避けることが出来ます。

 

喉を開くようにして歌う

前述したように、高い声を出す際には喉が開くように歌う必要があります。喉が開いている状態が上手く理解出来ない方もいるかもしれませんが、母音で声を出しながらその声を徐々に高くしていき、声帯が響いている感覚を体で覚えていきましょう。

 

喉がきちんと開いていれば、声帯に負荷をかけすぎずに高い声を出すことが出来ます。しかし、骨格や声帯の大きさによっても限界値が異なるため、無理のしすぎは喉を痛める原因になります。

 

リラックスして歌う

最後に、リラックスして歌うことを意識しましょう。高い声を出すトレーニングをする際に、ボイトレ講師のアドバイスなどを受けずに自己流で行うと本来出せるはずの声が出にくくなることもあります。

高い声でも、低い声でも歌い方の基本は、肩の力を抜いてリラックスして歌うことが基本です。しかし、いきなりリラックスして歌うことは難しいかもしれません。そのため、息を全力で吸って肩を落とすように息を吐きましょう。その息を吐いた状態が喉が開き、リラックスした状態です。

 

その状態で、高い声や低い声を出せるように、繰り返し練習していきましょう。なるべく音程がズレないように意識しながら練習していくことで、上手くリラックスしながら歌うことが出来るようになります。

 

高い声が出せない原因

ここまで高い声を出す方法を紹介してきましたが、それでも上手く声を出せない方もいるかと思います。

 

その場合には、以下で説明する3つの原因に当てはまっていないか確認してみましょう。適切な練習方法が分かり、上手く高い声が出せるようになります。

 

以下では、高い声が出せない3つの原因を紹介していきます。

 

喉が締まっている

高い声が出ない原因のほとんどが、喉が締まっており、喉が開いた状態で歌えていないことが挙げられます。この状態で無理に出そうとすると、声帯に負荷がかかってしまい、喉を痛めることもあるため、喉を開いた状態を覚えましょう。

 

体に力が入ってしまっている

体に力が入ってしまうと、声帯の周りも圧迫されてしまい、高い声を安定して出すことが出来なくなります。体に力が入っている自覚のある方は、前述した方法を練習して、リラックスした状態で歌えるようにしましょう。

 

息を吐く量が少ない

高い声を出す際には、十分な量の息を吐く必要があります。吐く量を増やすには、腹式呼吸で呼吸する必要があります。腹式呼吸を使って息を吐くことで、安定して声を出すことが出来るようになります。

 

また、腹式呼吸は歌を歌う際の基本になるため、腹式呼吸を覚えておいて損はないでしょう。

 

高い声の出し方を練習したい人におすすめの曲を紹介

高い声の出し方や練習方法は理解出来たが、実際にどんな曲で練習すれば良いか分からない方もいるかと思います。

 

そのため、以下では、高い声の出し方を練習したい人におすすめの曲を紹介していきます。

 

片想い

まず、女性におすすめの曲が「miwa 片想い」です。女性シンガーソングライターのmiwaの曲である片想いは、ゆったりとした曲調で練習できる曲であるため、練習曲としては最適な曲です。

 

また、ラブソングの中でも有名な曲であるため、メロディーだけでも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?聞き馴染みのある曲で練習すると上達も早いので、おすすめですよ。

 

Lovers Again

次に、男性におすすめの曲が「EXILE(ATUSHI) Lovers Again」です。こちらの曲も「片想い」と同様に、メジャーな曲であり、男声曲の中でも高い声で歌われている曲です。

 

バラード曲であるため、比較的歌いやすく高い声を練習する際に、向いている曲です。歌っているATUSHIの高い声はとても綺麗で聞いていて心地よい声であるため、ATUSHIの歌い方を自分なりに意識して練習してみても良いかもしれません。

 

「この人のように歌いたい!」という目標があると上達しやすいため、自分の好きなアーティストの曲で練習することがおすすめです。

 

まとめ

高い声を出す際に、ただ大きい声を出そうとしたり上手く喉の開いた状態で歌えないと喉を痛めてしまいます。そのため、この記事で紹介したように、喉が開いた状態で腹式呼吸も上手く活用して高い声を出せるようにしましょう。

 

もし、自分一人で練習することが難しいと感じたり、効率的に練習したいと思っている方は、ボイトレレッスンを受けることもおすすめです。ボイトレレッスンでは、自分に合った発声練習なども講師がアドバイスしてくれるため、より効率的に上達することが出来ます。

 

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この記事を監修した講師

高い声の出し方や出ない場合の練習方法なども紹介

松木翠

湘南生まれ。代々木マックミュージックスクー ル ボーカル科在学中にソロ活動を開始。R&B、POPS、 FUNK、レゲエなど多種多様な音楽に触れる。後にJAZZに出会い音楽理論及びイヤートレーニング、ボイストレーニングを学ぶ。現在都内、横浜のライブハウスを中心に活動中。 また、大手ボーカル教室のチーフインストラクターとして月間70名以上を担当し、関東圏でトップの成績を打ち出す。その功績を認められエリアマネージャーとしてインストラクター教育にも力を注いだ。10年間在籍の後に独立。 現在は都内・川崎・横浜近郊・湘南方面でボイストレーナーとして活動中。元整体師という経歴を生かし、ボディスキャニングを発声に取り入れた指導により「喉を痛めず、気持ちよく歌えるようになった」と好評を得ている。また、曲の歌詞についてどう思うか等のディスカッションを行う等、型に捉われず音楽の楽しさを共有できるレッスンを心がけている。

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ボーカル

【松木翠先生監修コメント】

紹介したポイントをひとつずつ押さえて練習すれば、必ず高い声は出るようになりますよ。 苦しいと感じたら無理に高い声を出そうとせず、ボイトレを受けてみるなどプロのアドバイスなど参考にするのもオススメです!

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