日本水準原点標庫
 日本水準原点標庫
 日本水準原点標庫

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【区特別登録文化財・都指定有形文化財】 
欧米からの測量技術導入に伴い明治24年(1891)に日本全国の海抜高度標準基点が設定されました。標庫はこれを保護するもので、佐立七次郎の設計によるローマ神殿風の建物です。原点は日本水準原点標庫内部、正面にある黒い蓋を外したところにあります。建物自体が原点ではありません。
当初の原点は、24.5mでしたが、関東大震災の影響で、24.414mに改定されました。
建物は石造で平家建。建築面積は14.93m2で軒高3.75m、総高4.3m。正面のプロポーションは柱廊とその上部のエンタープラチュア(帯状部)とペディメント(三角妻壁)のレリーフの装飾で特徴づけられています。石造による小規模な作品ですが、ローマ風神殿建築に倣い、トスカーナ式オーダー(配列形式)をもつ本格的な様式建築で、明治期の数少ない近代洋風建築として建築史上貴重なものでです。

INFORMATION基本情報

  • 所在地千代田区永田町1-1

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