バス追突で重傷のベルナル、障害は残らないと明かす
発信地:ボゴタ/コロンビア
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【1月29日 AFP】自転車ロードレースに参戦するイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)は28日、バスと衝突して緊急手術を受けてから初めてコメントを発表し、障害が残ることは避けられたのは幸運だったと語った。
ツール・ド・フランス(Tour de France)の元王者で25歳のベルナルは、母国でのトレーニング中に事故に遭い、脊椎と脚を負傷して2回にわたって手術を受けた。ソーシャルメディアで拡散された事故直後の画像では、同選手が激しく衝突してバスの後部が大きくへこんでる様子が確認された。
ベルナルは首を器具で固定してベッドに横たわっている写真を自身のインスタグラム(Instagram)に投稿し、「95パーセントの確率で下半身にまひが残り、最も愛する競技人生が終わっていた可能性があった。きょう神に感謝したい」とつづり、骨折した椎骨と膝蓋(しつがい)骨および大腿(だいたい)骨の手術を執刀した医師団にも感謝した。
同選手はボゴタ郊外にあるサバナ大学クリニック(Clinica Universidad de La Sabana)の集中治療室にとどまり、さらなる手術を待っている。(c)AFP