【1月21日 AFP】南極海に浮かぶ世界最大の氷山「A23a」の側面に、浸食によって巨大な穴やアーチが形成されている。クルーザーでさまざまな探検旅行を提供する企業「EYOS」が、その様子を捉えた。

 1986年に棚氷から分離した「A23a」は、最近になってサウスオークニー諸島(South Orkney Islands)の方向へ移動し始めている。

 面積は約4000平方キロメートルで、厚さは約400メートル。重さは約1兆トンに上ると推定される。今後は、徐々に崩壊が進み、消滅すると考えられている。(c)AFP