冬の天体観測がおすすめな理由と初心者でも楽しめるおすすめグッズ

2022.12.12
STORYCA FunRent

「冬は星がきれいに見える」という話を聞いたことはありませんか?

冬は寒さのこたえる季節ですが、それと同時に綺麗な星空が楽しめる季節でもあります。

ここではなぜ冬の天体観測がおすすめなのかや、天体観測初心者でも気軽に星空を楽しめるグッズをご紹介します。

 

冬の天体観測がおすすめの理由

冬の夜は寒さがこたえて、星を見続けるのは辛いこともあるでしょう。しかし、冬は季節の中でも天体観測に適した季節です。主な理由は以下の2つです。

 

星がくっきりと見える

冬は湿度が低く、空気が乾燥しているため他の季節よりも星がくっきりと見えます。逆に夏場などは空気中の水蒸気が多いため、大気が霞んでしまい天体観測の妨げとなってしまいます。

寒さ対策をしっかり行っておけば、冬は天体観測にうってつけの季節なのです。

 

長い時間観察ができる

冬は日の短い季節です。場所によっては17時には真っ暗になるところもあるため、早い時間から天体観測を開始できます。早い時間から天体観測が始められるため、じっくりと時間をかけて観測を楽しめるでしょう。

 

天体観測を楽しむためのグッズ

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ただ夜空を見上げるだけでは、天体観測は楽しめません。以下のようなグッズがあると天体観測を楽しめることでしょう。

 

天体観測と双眼鏡

天体観測というとまず思い浮かぶのが天体望遠鏡ではないでしょうか。天体望遠鏡は光を集めることで、月や惑星などの天体を拡大して観察できるものです。

ただ、倒立像(上下逆さま)なことや、扱いがやや難しいため初心者にはあまりおすすめできません。さらに本体が大きく持ち運びも大変なうえ、さまざまな調整も必要になります。

したがって初心者にはまず双眼鏡をおすすめします。双眼鏡は天体望遠鏡のような細かい調整が不要で、視野角が広いため、目的の星座や星を見つけやすい利点もあります。本体もコンパクトのためバッグの中にすっぽりと収まります。

 

星座早見盤や星図

星座早見盤がないと、初心者の方はどのような星座があるかわからないことでしょう。星座早見盤は「空の地図」といっても過言ではないアイテムです。紙製や雨にも強いプラスチック製などさまざまな素材のものがあります。

また、星座早見盤とあわせてコンパスを用意しておくと北の方角がわかりやすく、天体観測がスムーズに行えます。

 

赤いライト

明るい場所から暗い場所へ行くと、瞳孔が開くまで10分程度時間を要します。暗闇に慣れれば星などは見えやすくなりますが、足元や手元の星座早見盤などは見えにくくなってしまいます。

そのようなときに赤いライトの赤い光であれば、瞳孔が閉じにくく、手元や足元を照らすことが可能です。

安全面から考えても、赤いライトは優先的に準備しておきたいグッズです。

 

天体観測のポイント

天体観測のポイントは以下になります。

 

観察スポットを選定する

天体観測を成功させるためには、良いスポットを選ぶことが重要です。

以下のようなポイントを抑えましょう

・外灯が少なく暗い場所

・広く開けている場所

・周辺に民家がない

・トイレや駐車場などの設備が優れている

端的にいうと、暗くて開けている場所が理想的です。暗いければ暗いほど星がはっきりと観測できます。また民家があるとお互いに視線を気にしてしまいがちです。迷惑にならないよう民家などが周囲にない場所を選びましょう。

車も迷惑駐車を避けるために、駐車場がある場所はベストです。

 

観測の準備

天体観測を行うために、機材や衣類の準備を行いましょう。とくに天体望遠鏡の中には明るいうちに準備が必要な物もあります。事前にしっかりと確認しておきましょう。

また季節に合わせた準備も必要になります。夏場であれば虫避けスプレーを身体に塗布したり、冬場には寒さ対策として着こんだり準備を万全にしましょう。

 

暗い場所に目を慣らす

天体観測を行うにあたって、突然明るい所から暗い場所に行っては目が慣れていないため、星が良く見えません。10分程度スマホや明かりを見ないようにして暗い場所に目を慣らしましょう。

 

冬の天体観測で注意すること

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寒さの対策をする

冬の夜は氷点下になることも少なくありません。さらに山岳部では強い風が吹くこともあり、寒さが厳しくなることもあります。長時間外にいても寒さを感じにくくなるように、着こむことはもちろんのこと、手袋や暖かい靴下など、手先足先まで防寒対策を講じましょう。

またカイロを複数持っていると、寒さを和らげられます。

 

月齢(げつれい)チェックしよう

月齢とは月の満ち欠けの状態を表す数字です。新月から何日経過したかで数えます。

満月付近、すなわち月齢が15前後であると、月の明かりが一晩中あるため天体観測には適しません。新月に近い30から0前後であれば、星が見やすくなります。

 

車の装備も万全に

天体観測の準備を万全にしたとしても、忘れてしまいがちなのが車の装備です。とくに山岳部や高原では、路面が凍結していたり、深い積雪が見られたりします。スタッドレスタイヤはもちろんのこと、スタックに備えてタイヤチェーンもあると安心です。

また、寒さの影響でエンジンがかかりにくくなる可能性もあるため、出発前にバッテリーの状態も確認しておきましょう。

 

天体望遠鏡がレンタル可能の「STORYCA FunRent」

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アルパインが提供しているレンタルサービス、STORYCA FunRentでは本格的な天体望遠鏡をレンタル可能です。

取扱が煩雑な天体望遠鏡ですが、STORYCA FunRentでレンタルできる「Vixen 天体望遠鏡 ポルタ II A80Mf」は鏡筒の着脱が「アリミゾ式」という方式により素早く行え、三脚と架台部の取付け 取外しもネジ1本でき、準備が楽に行えます。

またスマホホルダーが付属しているため、星空を撮影して写真を残すことも可能です。

 

準備を万全にして冬の天体観測へでかけよう

今回は冬の天体観測がおすすめの理由や、必要なグッズなどをご紹介しました。

冬の天体観測を成功させるためには、場所選びや事前の準備などをしっかりしておくことが大切です。

とくに星空を観察する為の双眼鏡や天体望遠鏡は忘れないようにしたいものです。

購入するとなると高額な天体望遠鏡ですが、STORYCA FunRentでは購入するよりも安価にレンタル可能です。

本格的な天体望遠鏡を使って、綺麗な星空を観察してみませんか?

 

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