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「難民」とは誰か――本質的理解のための34の論点 単行本 – 2023/3/23

4.3 5つ星のうち4.3 2個の評価

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個人は、移住を通じて自らの望みを追求する自由をもつ。一方、人口流入に対して国家が懸念を抱くことも避けがたい。では、両者の葛藤は克服しえないものなのか? 国際的視野から難民研究を牽引してきた第一人者が、人間経験の根幹をめぐる課題として考える。

◆目次
はしがき

第1章 前提として何を押さえるべきか
 論点① 難民は子どもの顔で描かれる
 論点② 難民は戦士、反攻勢力にもなる
 論点③ 難民の本当の数は誰にもわからない
 論点④ 発表数の魔術、人数の政治的操作
 論点⑤ 難民は難民キャンプにはいない
 論点⑥ 帰ることくらい良いことはない、という神話
 論点⑦ 拷問、ジェンダー、人身売買とのつながり
 論点⑧ 「家族」という理想化された概念
 論点⑨ メディア報道と政治の背景にあるイデオロギー

第2章 難民はどう定義・分類されてきたか
 論点⑩ 現代は紛争の性質に変化がある
 論点⑪ 逃亡の原因と結果、影響は複雑化し多様化している
 論点⑫ 逃亡の根本原因から、きっかけまで
 論点⑬ 避難する人と避難せず残る人、事前に予測して避難する人
 論点⑭ 先進国内の庇護経費は、UNHCRへの拠出額を圧倒
 論点⑮ 移民と難民、カテゴリーで分ける危うさ
 論点⑯ 「迫害された難民」とは呼べない避難民の人々
 論点⑰ 政策的に定められた定義がかかえる問題
 論点⑱ 難民条約は不要か?

第3章 難民はいかに支援されてきたか
 論点⑲ 人道主義は、現代資本主義の補完物?
 論点⑳ UNHCR、栄光というよりは苦闘の歴史
 論点㉑ UNHCRの構造とグローバル難民政策
 論点㉒ 難民キャンプで「ただ待つ」ことは人を病気にする
 論点㉓ 虚偽の申告は生きるための戦略であることも
 論点㉔ 歪んだ戦略を強いられる難民もいる
 論点㉕ 難民全員が弱者か? その後のケアは?

第4章 当事者視点を軸に、いかに視野を広げて考えるか
 論点㉖ 難民は安全保障上の脅威なのか?
 論点㉗ 移住を阻止するための開発援助の是非
 論点㉘ 「難民問題」ではなく、難民の問題を考える
 論点㉙ 難民キャンプは、技能オリンピックにして争いの場
 論点㉚ 援助活動と研究の違いと補完性
 論点㉛ 多くの難民調査に欠けているもの
 論点㉜ 研究者と難民の関係はどうあるべきか
 論点㉝ 国際制度における新たな分担のルールを求めて
 論点㉞ 難民の問題は、他のグローバルな諸課題とつながる

参考文献
あとがき
索引
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出版社より

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5540_「難民」とは誰か_裏

商品の説明

著者について

◆著者紹介
小泉康一(こいずみ・こういち)
大東文化大学名誉教授。専攻、難民・強制移動研究。1973年東京外国語大学卒業、1977年同大学院修士課程修了。その後、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー、英オックスフォード大学難民研究所客員研究員、スイス・ジュネーヴ大学国際関係高等研究所客員研究員、大東文化大学国際関係学部教授などを経て、同大学名誉教授。著書に『彷徨するグローバル難民政策――「人道主義」の政治と倫理』(日本評論社)、『変貌する「難民」と崩壊する国際人道制度――21世紀における難民・強制移動研究の分析枠組み』(ナカニシヤ出版)ほか。編著に『「難民」をどう捉えるか――難民・強制移動研究の理論と方法』(慶應義塾大学出版会)ほか、がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 明石書店 (2023/3/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/3/23
  • 単行本 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4750355402
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4750355405
  • 寸法 ‏ : ‎ 19.6 x 14.2 x 2.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 2個の評価

著者について

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小泉 康一
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月2日に日本でレビュー済み
本書は、難民とは誰かを、34の論点から分析したものだ。難民とは何かをとらえる前に、強制移動についての定義を明示しておく。国際強制移動研究学会(IASFM)によると、次になる。

「難民や国内避難民(紛争による避難する人々)のほかに、自然災害もしくは環境災害、科学もしくは原子力による災害、基金や開発プロジェクトなどでの移動」

 この強制移動の定義から難民に対する論点のうち、気になったものをピックアップしてみる。

1)帰ることくらい良いことはない、という神話
 難民に共通するのは、自分の意思に反して、「家」を離れ、どこかに落ち着く先を求めているということである。しかし、グローバル化した世界は現在、難民は帰国をもっとも望んでいると決めつけない方がいい。

2)以前は難民と移民を分離してとらえていた。しかし、自発と強制を明確に区別することが難しなってきた。したがって、今日では、難民は複雑な移住現象の一部で、政治的、民族的、経済的、環境的、そして人権上の要因が結びつき、人々の移動につながっているととらえられている。

3)「難民問題」ではなく、難民の問題を考える
 難民問題を人権擁護に結びつけ、彼らが生身の人間として存在し、生活していることを忘れてはいけない。つまり、彼らはの感情、考えを無視せず、彼らが私たちと同じ能力をもった人間で、生活の向上を望む一個の人格があることを忘れてはいけない。

 地球上に住む人類に共生の概念があるのであれば、難民問題は、難民の問題としてとらえる必要があるのだろう。
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