本書は、1994年4月20日、夏目書房から刊行され、2001年4月25日、改訂新版が同社より刊行された。中尾昭によれば、さらに日本放送協会出版から1982年に出版された『フランス語とフランス人気質』の前半二篇の論文の抜粋であり、現在からは40年ほど前の論文ということになる。
自然言語処理の研究者に転身した後書きの著者である中尾浩によれば、工学的にはソシュールが提示した道具だけでは不十分であるらしい。しかし現代の大規模言語モデルを見れば、ソシュールのいう差異の体系こそが埋込線形空間そのものであり、むしろ上位概念・下位概念といった人工的な概念こそ不必要だったことが分かる。本著自体が言語哲学・自然言語処理の変遷の歴史なのである。
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言葉とは何か (ちくま学芸文庫 マ 31-1) 文庫 – 2008/4/9
丸山 圭三郎
(著)
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- ISBN-104480091459
- ISBN-13978-4480091451
- 出版社筑摩書房
- 発売日2008/4/9
- 言語日本語
- 本の長さ222ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2008/4/9)
- 発売日 : 2008/4/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 222ページ
- ISBN-10 : 4480091459
- ISBN-13 : 978-4480091451
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2014年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丸山氏のこの本ならば分かる,という人もいると思う。言語を思考のツールとして駆使しながら読むと,楽しいのではないか。
2019年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、最近、現代思想を取り上げた書物を読んで、そこに第一人者として、ソシュールとが取り上げられていました。
その中で、言語学に興味をひかれ、手軽に読めるものはないか、と探ったところ、本書に辿り着きました。
私が、高校生だったのは、80年代初頭でしたが、ソシュールを学んだ記憶はありません。
大学生になってから、フーコーやラカンなどとともに、現代の哲学に直接的な影響を与えている思想家として、名前を知っている程度でした。
因みに、大学生の頃、浅田彰の「構造と力」が哲学書としては珍しくベストセラーになって、今も、自宅の書棚に並べてあります。
この著書は、ポスト構造主義の詳細な解析ですが、思えば、構造主義の先駆的な存在が、ソシュールだった訳ですよね。
本書は、ソシュール研究の第一人者である著者が、1982年に出版した「フランス語とフランス人気質」に収録されていた二つの論文「言葉と文化」「言葉とは何か」を抜粋して、著者の没後1994年に出版された単行本が原著です。
その後、2001年の改訂版を経て、出版社を変えて、文庫として2008年に出版されたのが本書ということです。
内容は、ソシュールの展開した言語学の理論を中心に、「言葉」という概念が、現代思想でどのように解釈されているかを、平易な説明で解説したものです。
私の印象としては、思っていたよりも読み易い、ということでした。
分量的にも、本文そのものは150ページ程度、後半の解説を含めても、200ページ程度なので、高校生以上の読解力があれば、それほどの日数をかけないでも読破は可能と思われます。
解説のあとには、関連書物として、本書を読んだら次のステップとして、とオススメ本がありますので、本書が気に入ったなら、そちらを読み進めてみるのも良いかと思います。
私も、興味をひかれるものがあれば、読んでみたいと感じています。
本書は、世評どおりの良書として、オススメします。
その中で、言語学に興味をひかれ、手軽に読めるものはないか、と探ったところ、本書に辿り着きました。
私が、高校生だったのは、80年代初頭でしたが、ソシュールを学んだ記憶はありません。
大学生になってから、フーコーやラカンなどとともに、現代の哲学に直接的な影響を与えている思想家として、名前を知っている程度でした。
因みに、大学生の頃、浅田彰の「構造と力」が哲学書としては珍しくベストセラーになって、今も、自宅の書棚に並べてあります。
この著書は、ポスト構造主義の詳細な解析ですが、思えば、構造主義の先駆的な存在が、ソシュールだった訳ですよね。
本書は、ソシュール研究の第一人者である著者が、1982年に出版した「フランス語とフランス人気質」に収録されていた二つの論文「言葉と文化」「言葉とは何か」を抜粋して、著者の没後1994年に出版された単行本が原著です。
その後、2001年の改訂版を経て、出版社を変えて、文庫として2008年に出版されたのが本書ということです。
内容は、ソシュールの展開した言語学の理論を中心に、「言葉」という概念が、現代思想でどのように解釈されているかを、平易な説明で解説したものです。
私の印象としては、思っていたよりも読み易い、ということでした。
分量的にも、本文そのものは150ページ程度、後半の解説を含めても、200ページ程度なので、高校生以上の読解力があれば、それほどの日数をかけないでも読破は可能と思われます。
解説のあとには、関連書物として、本書を読んだら次のステップとして、とオススメ本がありますので、本書が気に入ったなら、そちらを読み進めてみるのも良いかと思います。
私も、興味をひかれるものがあれば、読んでみたいと感じています。
本書は、世評どおりの良書として、オススメします。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本として問題なし、内容が難しいのは当方の実力のなさによるもの、ほかの本もそのうち当たってみたい。
2017年4月7日に日本でレビュー済み
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意味がよくわからない
結局何が言いたいのかがわからないわかりやすくしてほしい
結局何が言いたいのかがわからないわかりやすくしてほしい
2019年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書では、ランガージュ、ラング、パロール、シーニュ、シニフィアン、シニフィエ、連辞関係、連合関係、共時態、通時態などといったソシュール言語学の基本概念を、実例を交えつつやさしく解説してくれる。
これ以上やさしく説明するのは難しいとも思えるくらい懇切丁寧な説明である。しかも、比較的簡潔な記述に終始しているので、読み切ることも決して難しくはないだろう。
簡潔な記述と平易な説明を両立させることは至難の業であるが、この二つを高い次元で両立せしめ、しかも核心をついた内容たりえているところに、本書が長く読み継がれる名著たる所以が存するのだろう。
言語学のはじめの一歩としてお勧めできる一冊である。
これ以上やさしく説明するのは難しいとも思えるくらい懇切丁寧な説明である。しかも、比較的簡潔な記述に終始しているので、読み切ることも決して難しくはないだろう。
簡潔な記述と平易な説明を両立させることは至難の業であるが、この二つを高い次元で両立せしめ、しかも核心をついた内容たりえているところに、本書が長く読み継がれる名著たる所以が存するのだろう。
言語学のはじめの一歩としてお勧めできる一冊である。
2013年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今を去ることン十年前の大学時代には、いわゆるポスト・モダンなるものが真っ盛りで、
私のような者でもジャック・デリダの著作を、これ見よがしに小脇に抱え、
「デリダはね〜」などと、偉そうに一席ぶったものでした。
ところが年を取った今、改めてデリダを読み返すと、なんじゃこれという状態で、
こんなものを若い頃、どうして、それなりにでも理解できた気分になっていたのかが、さっぱり分かりません。
デリダだけではありません。
これを機会に、当時熱心によみふけっていた構造主義や記号論の書物を改めてひもといてみると、
自分がきちんと理解できているものなど実はほとんどなかったのだという事実に気付かされて、愕然とします。
これは要するに、ソシュールの思想を、今も昔も、私が正確に理解できていないせいではないか。
そう思い当った私は、遅ればせながら、ソシュールに本気で取り組んでみようとこの小冊子を購入してみたのですが、
これが大当たり!
明快にして品格あふれる文章は、時に、思わずニンマリさせられるようなウィットも含みながら、
これ以上ない分かりやすさで、ソシュールの基本的な考えを説き聞かせてくれます。
ランガージュとラング。
シーニュ、シニフィアン、シニフィエといった、基本的な用語の意味もしっかり解説されていて、
これ一冊読めば、ソシュールの考え方の基本的な部分は、確実に理解できるようになるはずです。
二十世紀の学問にソシュールが与えた影響の大きさを思えば、
ソシュールを理解できれば、そこから派生した数多くの思想が理解できるようになるはず。
そのための第一歩として、本文130ページほどのこの小冊子はかけがえのない手がかりとなってくれるものであり、
本当は星五つなどというケチくさいことを言わず、星十個も二十個も差し上げて、おすすめしたい名著中の名著です。
これから学問の大海原に乗り出していこうという若い方には是非読んで頂きたいと願うと同時に、
自分の学生時代にこの一書と巡り合えなかった不運を、恨まざるを得ません。
あ〜あ、学生時代に読んどきゃよかったあ〜。
私のような者でもジャック・デリダの著作を、これ見よがしに小脇に抱え、
「デリダはね〜」などと、偉そうに一席ぶったものでした。
ところが年を取った今、改めてデリダを読み返すと、なんじゃこれという状態で、
こんなものを若い頃、どうして、それなりにでも理解できた気分になっていたのかが、さっぱり分かりません。
デリダだけではありません。
これを機会に、当時熱心によみふけっていた構造主義や記号論の書物を改めてひもといてみると、
自分がきちんと理解できているものなど実はほとんどなかったのだという事実に気付かされて、愕然とします。
これは要するに、ソシュールの思想を、今も昔も、私が正確に理解できていないせいではないか。
そう思い当った私は、遅ればせながら、ソシュールに本気で取り組んでみようとこの小冊子を購入してみたのですが、
これが大当たり!
明快にして品格あふれる文章は、時に、思わずニンマリさせられるようなウィットも含みながら、
これ以上ない分かりやすさで、ソシュールの基本的な考えを説き聞かせてくれます。
ランガージュとラング。
シーニュ、シニフィアン、シニフィエといった、基本的な用語の意味もしっかり解説されていて、
これ一冊読めば、ソシュールの考え方の基本的な部分は、確実に理解できるようになるはずです。
二十世紀の学問にソシュールが与えた影響の大きさを思えば、
ソシュールを理解できれば、そこから派生した数多くの思想が理解できるようになるはず。
そのための第一歩として、本文130ページほどのこの小冊子はかけがえのない手がかりとなってくれるものであり、
本当は星五つなどというケチくさいことを言わず、星十個も二十個も差し上げて、おすすめしたい名著中の名著です。
これから学問の大海原に乗り出していこうという若い方には是非読んで頂きたいと願うと同時に、
自分の学生時代にこの一書と巡り合えなかった不運を、恨まざるを得ません。
あ〜あ、学生時代に読んどきゃよかったあ〜。
2013年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容やや難解。
中古での購入時の「きれい」の表示であったが、保存状態は
良好であるが、書き込みの横線、チック印が多くやや不快気味。
「
中古での購入時の「きれい」の表示であったが、保存状態は
良好であるが、書き込みの横線、チック印が多くやや不快気味。
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