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「奇跡」輝くスイング ジャズピアノ山中千尋が新譜

2020年8月25日 16時00分 (8月25日 16時00分更新)
 「思い切ってセッションして良かった」。ジャズピアニスト山中千尋=写真=が語るのは、三月初旬に米ニューヨークで収録した新譜「ROSA」のこと。新型コロナウイルスの感染拡大で「街はパニック状態だった」そうだが、アルバムは心地よいリラックスムードが漂う。
 バークリー音楽大時代からの付き合いという「アフター・アワーズトリオ(ピアノ、ベース、ギター)」で、店頭から消えつつあったアルコール消毒液を分け合いながら録音した。「お互いが優しくなれた。できるだけハッピーに前向きにスイングして音楽ができる喜びを伝えられたらいいなと。そのマインドが出ているんじゃないかな」
 生誕二百五十周年のベートーベンと百周年のチ...

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