松任谷由実「背中を押してくれたから…奇跡起こせた」10カ月間のロングツアー完走
2022年7月9日 23時09分
5日にデビュー50周年を迎えた歌手の松任谷由実(68)が9日、神戸国際会館こくさいホールで、最新アルバム「深海の街」を引っ提げた全国ツアーのファイナルを迎えた。
コロナ禍で当初の予定を延期。アルバム発売の約10カ月後の昨年9月30日と10月1日の神奈川・よこすか芸術劇場よりスタートし、約10カ月にわたって全63公演を行い、約15万7000人を動員した。
タイトル曲の「深海の街」などアルバム収録曲をはじめ、代表曲「ひこうき雲」「カンナ8号線」「Hello, my friend」「ANNIVERSARY」などを披露。アンコールでは、神戸公演にちなんで神戸タワーを題材にした「タワー・サイド・メモリー」も歌った。
ユーミンは「最初は祈るような気持ちでステージに立っていました。でも、奇跡的に最後まで走りきれそうです。そして今日がゴール。誰に感謝したらいいのかわかりませんが、待っていてくれた人たちが背中を押してくれたから、奇跡も起こせたんだと思います。本当にありがとう」とファンに感謝を伝えた。
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