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キスマイ藤ヶ谷太輔、映画「そして僕は途方に暮れる」で「役から戻るまでに半年アイドル業に支障出た」

2022年10月28日 19時07分

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舞台あいさつした藤ヶ谷太輔(左)と三浦大輔監督

舞台あいさつした藤ヶ谷太輔(左)と三浦大輔監督

 映画「そして僕は途方に暮れる」(来年1月13日公開)が「東京国際映画祭」(11月2日まで開催)で上映され、主演の人気グループ、Kis―My―Ft2の藤ヶ谷太輔(35)、三浦大輔監督(46)が東京・有楽町の角川シネマ有楽町で舞台あいさつを行った。
 2018年に上演されたオリジナル舞台を、脚本・監督が三浦監督、主演・藤ヶ谷の再タッグで映画化。主人公のフリーター・菅原裕一がささいなことから、恋人、親友、家族らとあらゆる人間関係を断ち切って繰り広げる逃避劇。
 藤ヶ谷は「つらく、過酷な撮影を乗り越えた」と撮影を振り返り、「初日から逃げたいと思った。楽しい思い出は1つもありません」と苦笑。「その瞬間、瞬間での監督のOKが違うので、最後の振り返る瞬間とかリハーサルも入れると100回弱ぐらいテイクを重ねた」と明かした。
 2年前の4月上旬に北海道ロケを行ったというが、「マイナス2度ぐらいだったけど、走ったし、ぬれたし、自転車メチャクチャこぎました。電動自転車じゃなかったんでしんどかった」とさらに過酷なロケだったことを告白。役作りについては「自分が痩せて、コケて、クマとかできて役にリンクしていて良かった。いろいろ監督に引き出してもらいました」と話すと、三浦監督は「常人じゃなかった。後半なんか藤ヶ谷くんじゃなくて(役の)菅原になりきっていた」と称賛した。
 藤ヶ谷は、あまりにも強烈に役にのめり込んだために“後遺症”が出たことも告白。「撮影が終わってからも自分の通常のテンションに戻るまで半年ぐらいかかりました。アイドル業に支障出ましたが、それだけ役に向き合えたということなのでポジティブにとらえました。そういう経験もなかったので、自分のキャパに気づけました」と話した。 

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