相次ぐボウリング場の閉店…全国各地に“発祥”にまつわる記念碑が存在していた【企画・NAGOYA発】その3
2023年9月29日 17時00分
日本全国にボウリングの“発祥”にまつわる記念碑が存在する。
日本でのボウリング場第1号は長崎市に存在していた。1861年に英字新聞に新装開店の広告が掲載され、掲載日の6月22日は「ボウリングの日」に制定された。その施設があった場所に「わが国ボウリング発祥の地」の碑が建っている。このほか同市内には別に「ボウリング日本発祥地」の石碑もある。神戸市市中央区にあるのは「ボウリング発祥の碑 1869」。日本人が初めてプレーした施設があったことにちなんでいる。
横浜市の港の見える丘公園入り口には「横浜ボウリング発祥の碑」があり、1864年に外国人居留地だったこの地にボウリング場が開場したことからモニュメントが建てられた。
東京には「近代ボウリング発祥の地」のモニュメントが神宮球場隣にある。1952年に日本初のテンピンボウリングの手動式設備を備えた「東京ボウリングセンター」がこの地に誕生したことを記念している。
名古屋市にも「近代ボウリング発祥の地」のプレートがあった。建て替え前の御園座の玄関前にあり、63年に開場した東海地区で初めての自動ピンセッター完備のボウリング場がこの地にあった。建て替え後はプレートは掲げられていないものの、現在は御園座が保管しているという。
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