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手をつなぎ家族と津まつりへ 「遠位型ミオパチー」患う三行さんポスター描く

2023年10月4日 05時10分 (10月6日 16時45分更新)

家族と手をつないで津まつりに行くポスターデザインを描いた三行さん=津市中河原町で

 張り子の馬が目を引く伝統芸能「しゃご馬」に、異国風の衣装で舞う「唐人踊り」。手をつなぎそれらの出し物を楽しむ観客もいる-。今年の津まつりのポスターだ。津市中河原町の三行(みゆき)正晃さん(47)の描いた柔らかなタッチの絵が、公募で選ばれた。徐々に身体が動かなくなる難病「遠位型ミオパチー」を患うが、家族と手をつないでまつりに行きたいとの願いを込めた。
 「子どもの頃は津まつりがすごく楽しみだった。今の子どもたちにも楽しんでほしい」と、三行さんは話す。発症したのは15年ほど前。体幹から遠い筋肉が徐々に動かなくなる遺伝性の病気で、現在は補助がないと立ったり歩いたりすることができない。
 若い頃から絵を...

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