本文へ移動

阪神・大山、目の前2人申告敬遠で満塁「大山舐められてる」からのサヨナラ打にファン「涙とまらんです」【日本シリーズ】

2023年11月1日 22時23分

このエントリーをはてなブックマークに追加
◇1日 SMBC日本シリーズ第4戦 阪神4x―3オリックス(甲子園球場)
9回裏1死三塁から目のまえで2人が申告敬遠、オリックスの満塁策で打席に立った阪神の四番・大山がサヨナラのレフト前ヒット。直前まで「大山舐められてる」「大山勝負」がトレンドワードとなっていたが、ネット上は、サヨナラの瞬間「大山選手」「大山さん」がトレンド入りした。

9回裏1死満塁、サヨナラ打を放ちナインから祝福される阪神・大山(中央)


 阪神ファンの元NMB山本彩はX(旧ツイッター)で「大山選手ーーーーありがとうーーーー」、お笑い芸人ダイアン津田も「大山選手! リベンジや! かっこよすぎ! ごいごいすー!」と声をあげた。このほかにもXには「大山選手が最後の意地の一打!! さすが4番やーーー」「涙とまらんです。ありがとう大山選手」「流石の一打」と歓声がわきあがった。
【試合の経過 阪神が2勝2敗のタイに】
 阪神が劇的なサヨナラ勝ち。9回から登板したオリックスのワゲスパックが1死から近本光司外野手(28)に四球。その後、2度の暴投で1死三塁のピンチを招いた。オリックスのベンチは2つの申告敬遠を選択し、満塁に。阪神の4番・大山悠輔内野手(28)が1死満塁から左前にサヨナラ打を放った。

 初回に近本の先頭安打から1死二塁と好機をつくり、3番の森下翔太外野手(23)が左中間へ先制二塁打を放った。1―1と追いつかれた直後の2回には2死一、二塁から近本の左前タイムリーで再び勝ち越し。5回には1死一、三塁から4番・大山が遊ゴロ。併殺崩れの間に3点目を挙げた、リードを2点に広げた。
 先発の才木浩人投手(24)は5イニング1失点。6回から継投に入り、桐敷拓馬投手(24)が2イニング目となった7回に2失点で追いつかれた。この回は先頭打者の三ゴロを佐藤輝明内野手(24)が捕り損ね、出塁を許したのが痛かった。
 7回裏、佐藤輝に代わって7回表の途中から三塁に就いた糸原健斗内野手(30)が先頭で打席に入り、遊撃内野安打で出塁。次の近本の中飛をオリックスの中堅手が落球し、無死一、二塁と絶好機を得た。しかし2番・中野拓夢内野手(27)が送りバント失敗で走者を進められず、後続も倒れて無得点に終わった。
 8回表は2死一、三塁のピンチで打席に右打ちの中川圭を迎えると、4番手の左腕・島本浩也投手(30)に代わって湯浅京己投手(24)をマウンドへ。故障のため6月15日のオリックス戦(甲子園)を最後に1軍から遠ざかっていた右腕に勝負を託すと、149キロの速球で中川圭を二飛に打ち取ってピンチを切り抜けた。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ